お弁当作り | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

長女が家に戻って来て半年。お弁当作りが続いている。
 
さすがに4年も家を出ていたので、しっかりしてきたわ!と喜んだのもつかの間。まーマイペースで部屋は汚いし、対親、対兄弟との喧嘩は絶えず、こんな家早く出て行きたいと言いたい放題言ってくれる。
 
私はあの年齢の時は、既に働いており、実家にはいたものの家にお金も入れていたわ!と思うけれど、ゆっくり目に家を出て行くとはいえ、日中はまだまだ大学院で勉強はあるし、夕方からは閉店まで飲食店でのアルバイト。帰宅は毎晩、早くても夜中の12時半を過ぎる。それからまた勉強もし、初年度の試験は、親バカチャンチャカリンだが、ずっと満点続き。そこはやはり、頑張っているし、お弁当くらい作ってあげるかな...と思ってしまう。それでもお弁当箱くらいは帰宅したら自分で洗ってよね!と頼んだ。
 
ちなみに来月からは授業は8時半から17時まで、そしてバイトに直行なので、さらにきつい生活となる。
 
ところで、私は中高生の頃、お弁当持ちだった。当時母に作ってもらっていたが、海苔弁に前夜のおかずや朝焼いた卵焼きなどが入っていただろうか?我が家の場合、夕食におかずが残るなどほとんどないし、作り置きとして常備菜を作ろうとしても、作った矢先から消えてしまうものだから、たまったものじゃない。なので、おかずは朝作るし、ご飯も前夜の残りがなければ朝に炊きなおすが、基本お鍋で炊く。
 
大きなフライパンで、一部で卵を焼き、一部で野菜を炒め、一部で解凍させた冷凍食品を焼いたりと同時進行。
 
私は料理の飾り付けの才能はゼロだし、キャラ弁なんぞもってのほか!それでも、簡単に早く作れるものならば楽しい。最近は、お昼に長男次男が帰宅するが、二人の帰宅時間がバラバラなので、一気に4人分お弁当を作っておいておくことも多い。
 
夕飯はあまりおかずの数を作らない分、お昼のお弁当はちょこちょこと数種類入れてみる。冷凍雑魚を余った野菜と炒めてふりかけにしてみると、悪魔級に(そういう日本語あり?!)おいしいし、出汁パックの中みを入れてもよし。やってみると癖になるのだ。
 
 
 
お弁当作って、洗濯機が終了するまでまたベッドに入るというぐうたら主婦。最終的には、これが一番時間をかけずに丁寧な暮らしができる感じ。