乾杯

今年に入り、次々に友人たちの帰国報告を聞いた。

イタリアに来て27年目。何人、何十人、いや何百人か?　友人達の帰国または横移動のために見送って来たたものか。

友人達の出発を控え、自分事のようにあと何ヶ月、あと数週間、あと何日...秒読みが始まり、何気にそわそわ、万感胸に迫る思い。また、彼らが住んでいた家の前を通ると、何気に寂寥感というか、空漠たる思いが沸き上がったりしたものだが、今やネットの時代。先方は新天地で、待ったなしの多忙を極めている様子を伺うと、立ち止まってはいられない。自分も頑張らないと！と思うもの。

今月も一人、新たな門出を祝った。まさに、乾杯！そういった思いだ...

乾杯　長渕剛

かたい絆に 想いをよせて
青春の日々
時には傷つき 時には喜び
肩をたたきあった あの日
あれから どれくらい
たったのだろう
沈む夕日を いくつ数えたろう
故郷の友は 今でも君の
心の中にいますか
乾杯! 今君は人生の
大きな 大きな舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!
キャンドルライトの 中の二人を
今こうして 目を細めてる
大きな喜びと 少しのさみしさを
涙の言葉で歌いたい
明日の光を 身体にあびて
ふりかえらずに
そのまま行けばよい
風に吹かれても 雨に打たれても
信じた愛に 背を向けるな
乾杯! 今君は人生の
大きな 大きな舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に幸せあれ!君に幸せあれ!