ダルマ作り 2020 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

空手の初稽古の際、品評会をするだるまの製作。
 
昨年は行き当たりバッタリでそこそこの物が出来たが、今年は自分の帯色のダルマ制作。編み図がなく、同じものは作成不能(幻の一品!)。今回も適当な行き当たりばったり系の製作だったが、今回は編みながら、編み図を書いていった。
 
はじめに細編み6目を輪にし、次の段から1目ずつ増やしていき、10段まで行くとそこそこの円になるので、数ミリ小さめの円を厚紙で作り、中に入れ底にする。今度は増目なしで編み続けていくと、円柱のような形になる。そこからの少しずつ目を減らしていくとちょうどいいカーブが出てくるが、これは結局経験がものをいう。体のベースの部分は一回で出来たが、顔の部分になる大きさがうまくいかず、ゴリラだるまか? ふくろうだるまか?とイメージが違ったものになってしまい、再び編み直し。ちなみに頭の部分も閉じる前に厚紙を入れる。体の正面の部分に、縦に糸を通し結うと背中の部分が引っ張られ少し背中に丸みが出てくる。
 

 

 

顔の部分を小さく編み直し。

 

 昨年は目や髭の部分などは、フエルトを使用したが、今回は全て編んでみた。
 
 目の周りのオレンジの部分を取り外してみた。
 
 
 
鼻筋をつまんで編み込み作る。顔がまっ平なので。隙間からテトロン綿を詰めてみた。微妙に宍戸錠気味でもある!
 
 
 
茶と黒の組み合わせだと地味過ぎるので、本来、金文字の部分を刺繍糸を明るい色に変更。赤と紫のグラデーション毛糸でちょっとポップな感じ。
 
 正面の部分は月心会の「月」を細編みで編んで縫い付けてみた。
 
頭がどうも気に入らず天辺を二重に編み込みをいれ、つまみ上げると、刈り上げ風になる。名付けて「ビー・バップ・ハイスクール•だるま」。これは「トオル」君か?「ヒロシ」君か?!わかった人は古すぎる‼︎ 爆
 
もう自己満足の世界。