カナダ人作家•Margaret Doodyによるアリストテレスを探偵役とする哲学ミステリー。
シリーズ物になっており、現在11冊出版されているが、日本語には初めの1冊のみが翻訳されていると知った。
BC332年、アレクサンドロス大王支配下のアテナイで有力貴族ブータデスが殺された。
親ペルシャ派と目され前科によって追放中のフィレモンに疑いの目が向けられる。
リュケイオンに学んだステファノスは、不在のいとこの無罪を晴らすべくプロディカシア(予備審問)での弁論に立つために、師アリストテレスに援助を乞う。アテナイの知性・哲学者アリストテレスが推理解明する事件の真実とは?
宿題はこの上記シリーズの短編ものだが、これがなかなか見つからず4軒もミラノの本屋を回った。「あーあの変わった事件ものでしょ?」と店員に言われた。
プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば西洋最大の哲学者の一人と言われている、アリストテレス。マケドニア王(通称アレクサンドロス3世)の家庭教師であったと知られているが、論理学、自然学、生物学•動物学、形而上学、倫理学、政治学、修辞学、詩に演劇...アリストテレスのいう「哲学」とは知的欲求を満たす知的行為そのものと、その行為の結果全体であり、現在の学問のほとんどが彼の「哲学」の範疇に含まれている、と言われているくらいだ。
どういった内容なのだろう? さすが短編小説、60ページ。辞書を片手に私も読めるだろうか?


