ミラノのカトリック日本人会では、一足先に、クリスマスのお祝いをした。
子供達が作ったキリストの生誕をお祝いする人形のプレセピオ。
「今日は誰のお誕生日ですか?」司祭が、子供達に問う。
「ミラノのドウモに綺麗なクリスマスツリーが立ちましたね。皆綺麗!というけれど、心の中から「喜び」を感じているでしょうか? 又高い物や、宝くじ、新しい服を買ったりした時も「幸せ」とは思うかも知れないが、「喜び」を感じているのでしょうか?
「喜び」とはもっと心の深い所で感じるものです。
クリスマスは、「神様が赤ちゃんになって私達のとても近くに来て下さる」という「喜び」。神様は私達の間に生まれて下さいました。本当に、私達のすぐそばに、すぐ隣にに来て下さいました。
だから、たとえもし耳が聞こえなくなっても、目が見えなくなっても、悪い病気にかかった人にも神様は近くに来て下さっている。色々な悪い状態があっても喜びを感じる者もいるのです。
「喜びを持って来て下さった」、「救って下さった」「神様は私達の間にお生まれになった」
だから私達は、毎年こんなに大きなお祝いをしているんですよ。クリスマスはイエス・キリストの誕生を喜んで祝う聖なる夜です。」
言(ことば)は肉となって、私達の間に宿られた。私達はその栄光を見た。(ヨハネ1:14)
イエス様が誕生した時、目には見えない神様の愛が、私達の前に姿を現した。イエス様の産声、表情、仕草、全てを全てを通して、神様の愛が世界に溢れ出している...
私達の心に愛が生まれ、それが笑顔や思いやりとなって、この地上に姿を表すなら、毎日がクリスマス。愛が生まれる日、それがクリスマス。
「クリスマスおめでとう!」という挨拶の中に、今年こそ深い喜びをかみしめましょう。「私達は神様に無条件に愛されているのです。良かったですね。」「神様は、いつも私達と共にいて下さいます。嬉しいですね。」そういった思いを込めて...
~ クリスマスは教会で♬


