12月12日は、『いい字いい字』の「漢字の日」。その年の世相を象徴する「今年の漢字」を京都の清水寺で発表される。
1995年から漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として始まったこの行事。毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、最も応募数の多い漢字を本日「漢字の日」に、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表。一年の出来事を清めるとともに新年が明るい年になることを願い、清水寺にて奉納の儀式を行うのだそうだ。
平成が終わり、元号が令和になった今年は、21万6000余りの応募の中から、令和の「令」の文字が選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大きな和紙に筆で書き上げられた。
協会は「令」が選ばれた理由として新しい元号の「令」和に明るい時代を願う国民の思いが集約されたとしている。さらに法「令」改正による消費増税や芸能界で起きた闇営業、薬物使用などの問題で法「令」順守が重視されたこと、自然災害で警報や避難勧告の発「令」が相次いだことも挙げられている。
余談だが、先日のフィエラでは男性用で「令和元年」と書かれた靴下が完売。「ありがとう、平成」と言う靴下は男女とも売ったけれど、恐ろしいほどの仕入れの量でだいぶ余っていた様子。
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す
『悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定致しました。
文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和な日々に、心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ち溢れた新しい時代を国民の皆様と切り開いていく。新元号の決定にあたり、その決意を新たにしております。』by安倍総理
希望に満ち溢れた国に是非導いてほしいもの。一人一人も、周りと力を合わせて生きていこう!

