「東北を忘れない」 〜 チクチクプロジェクトが戻って来る‼︎ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 


 

あのチクチクプロジェクトがミラノに戻ってくる!
 
昨年の春の「チクチクプロジェクト」はあまりにも直前すぎる連絡で人を集めることができず、夏休みを利用し、協力してくれる人を募り、ミラノから作品を送ったものだった。
 
この「チクチクプロジェクト」は、震災直後から被災地へ楽器の寄付と演奏指導の支援をしておられたしおみさんご夫妻がもともと、被災地でヘドロで汚れた着物地を再利用し、演奏者や役者などの衣装として仕立て直すことから始まった。ちなみにしおみさんは音楽プロデューサーで、ご主人はクラリネット奏者の橋爪恵一さん。そして、上記残った着物の端切れを材料に、50×50㌢の正方形の布を作るプロジェクトとなったもの。
 
この8年半の間にタペストリーは2800枚となり、震災の記憶を伝えるためにしおみさんご夫妻はコンサートを兼ね、ワークショップを世界中で開いておられ、参加国も30国近くなったという。
 
現在もモロッコで活動中のお二人。来週はいよいよミラノ入りだ。
 
 
12月5日(木)c/o C.I.Q. Centro Internazionale in Quartiere
Via Fabio Massimo 19
ワークショップ 17時 〜
コンサート 19時 〜 橋爪恵一/Tinsagu Project
 
私もなんとか顔を出しに行きたいと思う。