毎年、この時期になると多くの友人から秋の味覚のおすそ分けを頂く。
今回のおすそ分けはこちら。
グラナディージャ
南米の果物。いつも梨を買う屋台のお兄ちゃんから食べてみて!と一つ頂き一緒にいた友人とすぐにバールで試食。殻を割ると、中はドロッとした透明のジェル状に覆われた黒い種がぎっしり。一瞬カエルの卵の様でドッキリ!種をボリボリそのまま食するのだが(ホント、ボリボリ言ってた!)、種自体は無味だが周りのジェル状のものがとても甘くて美味だった。
栗きんとん
日曜日に収穫したばかり!という栗で作った栗きんとん。濾した栗に砂糖を加え鍋で練り上げて茶巾絞りにしたとてもシンプルで素朴なお菓子。
ジョスリン特製かぼちゃジャム
ジャム作りのマジシャン。フランス人の友人ジョスリンの手作り。レシピ集を見るとドロッとしたものが多いカボチャジャムだが、一瞬オレンジピールか?と思う程細切りにされたカボチャ。それでもゴリゴリ感はなく口にするとマロングラッセのような濃厚な味わい。バニラとの調和が贅沢なお菓子のように感じられる。さすがフランス人だと思ったのは、彼女にはチーズと食べるよう勧められたが、バニラアイスかそのまま食べてもいい感じ。
ちなみに、お昼ご飯に作ったレンズ豆カレーの隠し味に使ってみたが、絶妙!これは、ジャムというよりはチャツネなのか???
また、この夏はじめて別荘の庭ではちみつを作ってみた!という友人からのおすそ分け。仲良しのハチミツ屋の兄ちゃん•ステファノ曰く、リグリアの海辺で取れるハチミツは最高なのだそうだ。ミツバチの採蜜には養蜂キットというのが販売されているそうで、それに必要な女王蜂をアマゾンで購入したというのには驚いてしまった。
栗ハチミツ。フィルターにかけられていないと聞いたが、ってことは不純物が取り除かれていないということだから、蜂の足や巣の欠片などの不純物も混じっているのだろうか?とはいえ、非常に濃厚。栗は一般的に癖があり、苦手、という人も多いが、私は好きかも?
ついでに、フランスのお土産の固形クレイも頂いた。石鹸のように使用するのだが、あまり水に濡らすと溶けてしまうので、濡れた手のひらで溶かして液状になったもので軽く洗う。手足と顔に使用してみた。通常クレイパックをすると、どうしてもドロドロ状になってしまうが、これは非常に薄いもので、クレイ同様、天然クレイの洗浄力によりお肌を浄化し、ミネラルなどの栄養分を補給できちゃうのだそうだ。黒ずみ除去、美白効果って本当か?少なくとも潤いともちもち感が嬉しい。