子供の頃、母の手作りの服が多かった。クッキーやケーキなどもよく、一緒に作った記憶がある。
だから自然に私も手作りが好き。
特に長女の幼少時代はけっこう洋服を作った。バンダナシリーズで作ったシャツとパンツは長女、長男、次男と着まわし今でも取ってある。
好きな帽子を見つけては、一つ買って型紙を取り、色違いをいくつも作る。好きな生地で自分だけのオリジナル。
ところでこの夏、帰国中、友人と待ち合わせの際、早く着いてしまったので新しく出来たユザワヤをのぞいていたら、素敵なバッグを見かけた。ただ色が好きじゃない。しかし、見ていたら私を呼んでる生地があった。
赤紫の椿。バックが濃い緑。そして内布に紫。どれも最後の一点だった。千円以上購入すると型紙がオリジナル型紙がもらえる。しかし900円にも満たない。型紙頂けませんよね?買う前にアルバイトの店員さんに聞いてみたらいいですよ!という事で購入。型紙を見てあっわかりやすい!と思ったのが甘かった。
いざ作ろうと思ったら、型紙が全く理解出来ない。表布と裏布とまちの3部を2枚ずつなのだが、表布とまちが一緒になった裏布が一緒に描かれている。しかも「輪」と「折り返し」の部分があり、自分で改めて広げた形にしなければならないのだが、表布と裏布、どうやって分けるの?
カルネヴァーレの衣装はなんでも、ネットからダウンロードし、どんなものでも作ってしまう友人にお茶を飲みながら聞いてみた。やはり同じところでつまづいた。えーっどう言うこと?しかも必要最小限の作り方しか説明されていない。
どうにもこうにも行かなくなったが、そうだ!パターンナーの友人がゴスペル仲間にいたんだわ!と思い出した。彼女は金の指先を持ち、こう言うものが欲しいと希望を言うとなんでも作ってくれる。今年彼女にはオリジナルがま口バッグを作ってもらった。生地から全て選ばせて貰った。ちなみに彼女、昨年はある友人の50歳の誕生会で参加者全員分(20人)の「被るだけ簡単付け襟セーラー」を作って来てくれたのだ。各自35年ほど前に一世を風靡したおニャン子クラブの「セーラー服を脱がせないで」の振り付けを学習。サプライズで披露したのだ。ゴスペルメンバーもかなりいたので、アカペラでもハモるわ、勝手に伴奏歌うわ、で盛り上がった!
そして、この椿のまち付きトートバッグ。きっと頼めば作って貰えただろうが、今回は自分で作りたい!彼女に製図を送って説明してもらった。
そういう意味か!
...というわけで、できたのがこのバッグ。裏地はシワが寄るわ、縫い代は微妙に違うわ、縫製はとても人には見せられないが、なんとなくこんな感じ。練習用に一つ作ってから、本番に入るべきだったわ...とほほ。
余談だが、シソの実は、心臓疾患に対する予防、食中毒や細菌、風邪やウィルスの撃退、アレルギー反応の抑制、ポリフェノール、ビタミンKが豊富らしい。
一気にたくさん作った!なんだかすごい自己満足。笑






