スイスと言えば夏山。
今日はピラトゥス山へ。
ルツェルン中央駅の前の波止場からフェリーに乗って登山鉄道のAlpnchstad(アルプナッハシュタット)駅へ。
ここの登山鉄道は最大傾斜48度という超急傾斜で登って行く。列車内は急斜面に沿った席の配置になっているため、階段状に席が設けらているが、私は後ろ向きに座ってしまったので万が一、ジェットコースターのように下へ落ちたらどうしよう?そういう恐怖心でいっぱいだった! とはいえ、窓も大きく、ゆったりと景色を見ながらの約30分の列車の旅。ただただ、すごーい!の連発!!
頂上でムササビのようなスタイルの男性を遭遇。「あなた飛ぶの?」と中国人女性が声をかけており、???と見ていたら、無言で柵の外へ出て行った。
カメラを向けて待っていたら2分後あたりでいきなり彼の胸元に入っていた携帯電話がなり精神統一中断。笑 その後、ふと飛び視界から消えていった。Base junmpまたはBase jumpingと呼ばれているようだ。
調べてみたら、今月、北イタリアのトレンティーノではベースジャンプしていた夫婦の妻(スウエーデン人)が夫の前で壁に激突、200メートル断崖の下へ落ちて死亡する、という事故があった。また翌日も同じ場所でアメリカ人が重傷を負っている。ベースジャンプはここのところ人気があるようだが、着地点までの高さが非常に低いところから飛び降りるケースが多いようで、そこがスカイダイビングとは違うという。また、崖や建造物など、周囲の障害物に非常に近いところを飛ぶことになるので、断崖への接触や激突の危険は非常に大きい。ちなみにこのトレンティーノのポイントでは2000年より既に25人の死亡者が出ているのだそうだ。 少なくとも私が見た彼の死亡記事はネットでは見なかった。
山を降りて、地ビール。コクがあって非常に美味。
午後より、ドイツとの国境沿いのライン川(Rhein)のほとりにある、シャフハウゼン州シュタイン・アム・ライン(Stein am Rhein, Schaffhausen)という、小さな街へドライブ。日本語に直訳すると、「ライン川の石ころ」なのだそうだ。
ルツェルンのホテルに戻り、湖沿いのレストランで食事。これまた、心があわられるような景色だった。












