久々のツーリスト 〜 フィレンツェ編 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

....と言うわけで、弟と甥っ子とフィレンツェへ。


久々の中央駅。
中央駅に来ると緊張する。やはりスリが多いからだろうか?

今回は駅構内でロムは全く見かけず。逆に意外に警察が多く、走行中も警察が電車の中やトイレを見回っていたのが印象だった。

20数年ぶりのフィレンツェだろうか?








そして、夕方から思い立ってフィレンツェ近郊の「フィエーゾレ」へ。弟達は疲れたと言うので、長女と次男と3人で約30分のバスの旅に出かけた。

フィエーゾレは紀元前10世紀ごろからトスカーナ地方に定住していた民族、エトルリア人によってつくられた街。その歴史はフィレンツェより古く紀元前90年に遡る。

フィエーゾレが丘の上に建設されたのは、敵の攻撃から街を防御するためであり、これは、他のエトルリア人によって建設された街、ペルージャ、オリヴィエートなどにも見られる特徴である。

ツーリストの多いフィレンツェの街の雑踏から離れ、丘から夕暮れのフィレンツェを一望。




フィレンツェの街並みと糸杉、オリーブ畑のコントラスト。唯一無二の絶景に酔いしれた。