空手道全国大会 2019 ~ 番外編 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

全国大会が無事終了し、翌日産経新聞に大会結果(1位のみ)が掲載された。

 

ところで、年に一度の全国大会。年に一度だけ会場でお会いする人とじわじわ知り合いになることが出来、嬉しい限り。日本の道場で稽古をさせて頂き、その道場先で知り合いになったり、FB上で月心会つながりなどで輪が広がっていく...。

 

3年前、初めて大会に出場し、同じカテゴリーで知り合いになった関西地区の方で非常に面白い方がおられる。その時は私が1位で、2位は同じイタリア本部のイタリア人。そしてその方が3位あたりだっただろうか?表彰式の際、イタリア人の友人にずっと話しかけている。しかも関西弁で!爆 イタリア人の友人は奥様は日本人で多少日本語に耳が慣れていようとも、決して会話が理解できるわけではない。それなのに、べらべらべらべら関西弁でしゃべりまくり、やたら友情をしめしていた。笑

 

また、私にも同様で、会場内でふと出会うと「どうでっか~?」と話しかけてくる。さすが関西人!人懐こい。子供の話になったのだが、彼は私より1つか2つくらい年上だろうか。それでもお子さんは小学生らしい。私が大学生を頭に高校生、そして当時は中学生の次男もいる、という話をしたら、「人生の先輩と呼ばせてください!」と言われ、はあ?と思った。ただ子供の数と年齢が上だけでしょ!!爆

 

昨年再会した際、やはり何かおかしなことを言い、大笑いしたものだが、私は3位決定戦で彼に負けてしまった。

 

そして、今年。会場でイタリア人に気づき、「M~!」といっていきなり抱きついていったから目が点になった。もちろん抱擁の挨拶はイタリアでは普通のことなのだが...爆 そして、私に気づき「先輩~!!」と叫ぶ。爆 今年は既に彼は黒帯になっており、帯を指差し、先にやられましたね~。おめでとうございます!というと、いきなり両手で手を握られ、「ご無沙汰してます、先輩!」と挨拶された。何で、先輩なの?まだ茶帯だって!!爆 準決勝後も追いかけてきて、「あんなに足が上がるシニアはどこにもおりません!ずっと4-0でしたよ。凄いですよ、先輩‼︎」とまあ、笑わせてもらいました。

 

ところで、月心会には、毎年優秀な成績を収める家族が数軒おられるが、その中でも特に、連勝記録を伸ばし続ける5人兄弟が九州におられる。彼らは、まさに「文武両道」の素晴らしい武道家。彼らがどのような家庭で育っているか?そのお父様の講演会が大会前日に行われ出かけてきた。内容はまたいつか機会があれば書きたいと思うが、本当に感動したし、親として、また一人の人間として、人を尊重しどう育てるか?「強く、正しく、美しく。」素直で感謝の心を忘れない。人間として当たり前のことなのだけれど、どこか弱く、ずる賢く、見苦しい成功者(何をもってでいこうというかわからない!)が多い世の中、

 

「空手は、礼に始まり、礼に終わる」

「空手は、己を見つめ、己を正し、己を磨くものである」

「空手は、人を倒すものではなく、人を愛し、己に打ち克つものである」

「空手は、父母を敬いて世の為人の為に尽くすものである」

 

まさに生き方は、道場訓にあると思った。

 

今回子育て、さらには人育てに関し、考える機会を頂いたと思う。講師のFさんは九州の松岡修三です!とおっしゃっていたが、笑いあり、涙ありの2時間半であった。

 

こういった機会を与えてくださる流派も面白いし、改めて素晴らしい道場に所属していることに感謝。