残暑お見舞い申し上げます | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 

今日、2019年8月8日は立秋。まだまだ暑く熱中症に要注意だが、暦の上では、もう秋。

 

立秋は、二十四節気の第13で、定気法では太陽黄経が135度の時とされているので、祝日のように日にちが決まっているものではない。年により日にちは前後するので、昨年は、8月7日だった。

 

なんだかんだ言って9月いっぱい暑いが、残暑お見舞いは、立秋から8月いっぱいなんだそうな。

 

今日は健康診断。昨年マンモと大腸ガンの検査はミラノでしたが、子宮ガン検診は3年ぶり。自覚症状はなくても、家族のために、又安心のためにもやっておこうと思った。しかし自費だから高い‼︎

 

それにしても、帰国の度に親の老いをまざまざと見、人の一生を考えさせられる。物静かだった父が、偏屈、短気で我儘になり、それにはいはいと従う母。母が倒れたらおしまい。少なくとも謙虚に感謝を表せないのだろうか?と第三者の目で。冷ややかになってしまう。

 

老い、介護、看取り....。日本とイタリアでは全くスタンスが違う。又何かを引きずりながら出発することになる。

 

人生の最終楽章はいかにあるべきか。結局両親が身をもって教えてくれるのだろう。最後のレッスンなので、しっかりと受け止めなければならない。