FaceApp 〜 浦島太郎と玉手箱 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 
先日、イタリア人の友人がFBに彼の面影のあるおじいさんの画像を載せていた。「月日は経った」と書かれていたので、お父さんの数周忌なのかな?と思った。
 
その翌日、長男にこれ誰だと思う?と中高年の画像を見せられたが、知らないな....と思った。再び見せられた中高年像を見て、点と点が繋がった!! アプリか〜。さっきのがYで、今のがH君....あたり。長男のつるんでいる友人たちの未来像?を見せてもらった。
 
なんのアプリ?と聞くとFaceAppと言うロシアのものだった。
 
直ぐに次男もダウンロードして遊び始めた。
 
私も試しにやってもらうと現在の母のような顔が出てきた! 驚き!! 逆に若返らされる事も出来るのだが、実際の私の若い頃はもっと全体にふっくらしており、今の顔を基準に考えると細すぎる気がした。笑 まっいいけど。
 
そうこうしているうちに、FaceAppへ注意を促すニュースを発見!
 

このアプリの安全性について、米国は民主党の上院議員がFBIと連邦取引委員会宛てに書簡を送った、というのだ。

ロシアのサンクトペテルブルクに本拠地を置くFaceAppが、数百万の米国民の安全とプライバシーに危険を及ぼす可能性があると言う。

なぜなら、ユーザーはアプリを使用する際にスマホやタブレットにある写真やデータへの完全かつ不可逆的なアクセス権をFaceAppの運営会社に提供しなければならない。プライバシーポリシーによると、ユーザーはユーザーネームや実名を含めた個人情報を使用または公開する許可を運営会社に与えるとも明記されている。このように集めた個人情報をアプリ側が保持する期間や、個人情報を使用後に削除するかどうかも不明で、議員は一連のFaceAppの手法を「ダークパターン」であると断じている。ちなみにダークパターンとはユーザーを騙してサブスクリプションに登録させたり、サービスに入会させるために作られたユーザーインターフェースを指す新語だと言う。

また、ロシアにあるFaceAppの拠点が、アプリを通じて収集した米国民の個人情報をいつ、いかなる方法で海外政府を含む第三者に提供するのかという疑問も提示されていた。

確かにユーザーがFaceAppにアップロードした個人情報がロシア政府や、政府との結びつきが強い団体に提供されていないかどうかは不明。アプリを使用する米国民のプライバシーが、政府関係者や軍関係者から十分に保護されているか否かを調査すべきであろう。

でも、それを言ってたら、FBだってそれに連携しているアプリだってまずいでは無いか? ネットの時代とは言え、自分で自分を守らねばならないから、大変だ。

ところで、(玉手箱を)「開けないでくださいね」と言われていたのに、浦島太郎は開けてしまった。太朗は、楽しい時間と引き換えに大切なものを失ってしまったのだ。

私の未来像は、母そっくりだった。そして、現在の母の未来像は、顔が溝だらけの梅干し婆さんだった...。自分の90~100歳像を見た気がしてゾッとした。