ミラノ•コルティナ2026 〜 2026年冬季オリンピック | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

国際オリンピック委員会はローザンヌで開かれた総会にて、2026年冬季オリンピックがスウェーデンのストックホルム・オーレではなく、ミラノとコルティナを2026年冬季五輪の開催地に決定した。

 

 

 

イタリアでの冬季大会開催は、1956年コルティナダンペッツォ、2006年トリノに続き3度目。ミラノは初めてとなる。

 

来年の東京オリンピックではお金のかけ過ぎだという批判が強いが、それでも期日にまではできることだろう。しかし、ここはイタリア...道路整備今から間に合うのかしらね?いっつも工事しても工事しても穴が開いてるんですが...!!

 

2006年のトリノ•オリンピックの際、それまでに修復が終わるであろうと言われていた、ミラノのドウモの修復は終わらず。もっとすごいのは、ミラノとトリノを結ぶ高速道路も造り終えなかったし、トリノの地下鉄も間に合ったのか?と記憶にさえない。

 

ところで、ミラノにはサッカーチームの”ミラン”と”インテル”が本拠地とするジュゼッペ・メアッツァ(通称サン・シーロ)が我が家の近所にあるが、1926年にオープンし、93年の歴史を持つ伝統あるスタジアム。「カルチョのスカラ座」としても親しまれ、チャンピオンズ・リーグ決勝の舞台になるなど、ヨーロッパを代表するスタジアムのひとつ。それが、ミランとインテルの新スタジアム共同建設計画が明らかになり、23年オープン、サン•シーロは解体か?と言われていたが、このオリンピック開催が決定し、少なくとも26年までこのサンシーロは残されるようだ。

 

それにしても、来年の東京オリンピックに際し、日本行きの飛行機はさぞ高くなることだろう?と想像し、多くの在ミラノ邦人が来年の夏は帰国しない、と言っている。それを思うと、2026年のミラノ•コルティナ2026も同じこととなるのだろうか?

 

今からホテルの予約もブロックされそうだ。B&Bとして、家を貸し出す人も出てくるだろう。我が家の子供達もイタリア語はネーティブだから(その分、日本語が怪しいが!)通訳なりボランティアなどの仕事にもあり付けるかもしれない。

 

これはミラノの街にとってエキサイティングで重要なイベント。開会式はミラノで!!えらいこっちゃ!!

 

2026年2月6日~22日

パラリンピック:3月6~15日