ラストスパート 2019 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

イタリアはいよいよ学年末。

 

現地校は最後の追い込みの時期。イタリアの学校は、3ヶ月夏休みがあるが、クリスマス休暇、復活祭休暇を始め、ストなんぞを入れたら、実際何日授業があるんだ?と思うくらい少ない。(公立校のみ)しかも、選挙の投票所として、学校の施設が利用されようものなら、選挙前後にこれまた、どんだけ日数とるの?というくらい休みになるのだから、たまったもんじゃない。

 

其の残った日数の中で、前期、後期にわかれ成績が出るのだが、日本のように、中間テスト、期末テスト、というのがあるわけではなく、割にしょっちゅう試験があるのだが、常に平均の点数が10点中6を越えないと赤点となる。

 

公立校(小中高)は来週の金曜日(我が家の息子たちは土曜日)が最終日。その後、職員会議が行われ、各児童生徒の成績が検討され、進級が発表される。赤点が3つまでだと追試。3つ以上だと留年になる。問題児を持つ親にとってはハラハラする時期。

 

それでもさすが、高校生になると学校関係で出かけていくこともほぼなくなり、また食事会もないから非常に気が楽。

 

そして、私も今年に入ってから通い始めた語学学校が終了した。そのまま9月に続行するので、特に試験もなかった。文法云々よりもとにかく書く練習、文章を読むよう勧められたが、この半年とにかく作文を書き続けた。間違うたびに書き直し、提出。そしてまた間違えると書き直し...書き直しを4,5本抱える時もあった。また動詞の変化もお経のようにつぶやき繰り返すが、この年になるとなかなか覚えきれず。使わない時制の変化は頭に入らない...涙。

 

しかし、夏休みに入ったことでちょっと開放感。

 

とはいえ、子供達が夏休みに入る前になにかと用事はある。おさんどんの生活恐ろしいわ...