夏が近づいてくると身に付けたくなるビタミンカラー。(いやー常にどこかに明るい色は入れているけれど...)
ビタミンカラーとは柑橘類に見られる明るいビビッドカラーの総称で、代表的なものだと黄色やオレンジ、グリーンのようにフレッシュな色味のことを指す。もともと柑橘類には「ビタミンC」が多く含まれており、それが由来でビタミンカラーと呼ばれるようになったそうだ。
子供の頃は、地味だったはずなのに、いつからか自分のテンションを上げるために明るい色を着るようになった。明るい色、特にピンクは「おばさん色」だ、と次男に言われるが、今始まったことじゃないんだな!
若い頃、所属していた団体のイベントの一環で、カラー心理学の講師をお呼びし、講演会を開いた事があるが、アメリカの大統領選挙や、オリンピック選手のユニフォーム・衣装では、「色を味方につけている」と言っても過言ではないと勉強した。
例えばマクドナルドは赤を多く使っている。きれは、赤を効果的に使うことで購買意欲を高め、食欲を増進し、お客の回転率を上げることが出来るという。セールやバーゲンなどにも「赤」は多用されている。
またFBやツイッター、マイクロソフトなど、IT企業は青系の色が多い。これは青はさわやかさ、誠実さなどの印象を与えるのだそうだ。こういうカラー心理学を知ると、個人や企業などのイメージは潜在意識レベルで人を信用へと導いていく。
日常的にも心理的なカラーコーディネートを取り入れていくと、自分の気分の調整にもなるし、人に与える印象も変えられる。
私が老人ホームへ行くと、会うだけ(着ているものや持っているものの色を見る)で元気になると言ってもらえる。それも色の作用だろう。(実際精神的には私自身もかなり元気をもらうのだが)
日常的に<色>を使ってエネルギーチャージしたり、鎮静させたり工夫することが大切。
最近はよく赤と紫を身に着けているのだが、先日寄った雑貨店Flying Tigerのキャッシャーで見かけた虹色のエコバッグに一目惚れ。2ユーロで購入し、手持ちのバッグの外側のネット部分に縫い付けて、手の部分はバッグの口に手を入れられぬようスリよけにこれまた縫い付け、長いので結んでリボン状にしてみた。 これでちょっとテンションアップ!!
毎日、何かと心が痛くなる事件が多い。だからこそ、常に自分を褒め、テンションあげて、超ウルトラポジティブでいないとやってられない!!
