ケ・セラ・セラ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 

先日、ヒッチコック監督の映画で歌った主題歌「ケ・セラ・セラ」が世界中でヒットし人気を不動のものとした、アメリカの歌手で俳優のドリス・デイさんが帰天された。享年97歳。

 

1956年に公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督の映画「知りすぎていた男」で主人公の妻役を演じ、この映画の中で歌った主題歌「ケ・セラ・セラ」がヒットしアカデミー賞歌曲賞を受賞。なんと63年前の話!それでもとても新鮮な曲だ。

 

ケ・セラ・セラ...明日は明日の風が吹く。なるようになる...

 

過去や現在、または未来に憂慮し、その気持ちばかりにとらわれてしまうと、立ち止まってしまったり、肩に力が入りがち。力を抜いて自然の流れに身を任す...開き直りではないが、こういった心の余裕が欲しくなる時がある。そんな時に口ずさむ曲。

 

人生はなるようになる。大丈夫!

心を緩めて柔軟に、ありのまま自然体で。

 

ケ・セラ・セラ。

おまじないのようだな...

 

ご冥福をお祈りします。