毎日家で、コーヒーを飲んでいるが、次男がミントティーが飲みたいというので、BIOのティバッグを買ってきたが、うーん、なんか違う...。
その後、アラブ人ショップでパンを買ったついでに紅茶を発見! 大きいパックが1.5ユーロ。小さいのがなんと80セント。まずは小さいパックで試してみようと思い購入してみた。
かわいいパッケージの「アロサ・ティー」(Arosa Tea 茶葉はケニア産)ちなみに「アロサ」とはアラビア語で「花嫁」という意味。
飲み方がわからず検索してみたら、茶葉をガラスのコップに入れ、熱いお湯をそそぎ、茶葉は濾さずにそのまま入れっぱなしで、うわずみをすする、と言う。色が大変濃く、味も出て良いが、カフェインがかなり強そう!
ちなみに葉はかなり細かい。(画像上側)
Itama時代も現在のイタリア語クラスでもかなりエジプト人やモロッコ人がいるが、彼女たちは催し物があるたびにお茶を作って持って来る。ミントが効いており、美味しいが、かなり甘い!
昨年、ミントの葉を乾燥させ、濃いめの紅茶と一緒に煮出して飲んでみたが、かなり美味だったので、今回もミントを買い込み乾燥作業中。
エジプトでミントティを飲む際、紅茶と砂糖とは別に、ミントの葉の入ったコップも持って来て、好みによってミントの葉をちぎって入れる、という飲み方もあるようだ。
ところで、お茶の歴史を知るのは非常に興味深い。紀元前2737年ごろ中国で茶葉の利用がされていたという伝説があるという。17-18世紀からヨーロッパで広く愛用され、世界に広がった。
世界の主要茶生産国はインド、スリランカ、ケニア、中国、インドネシアの5か国で、およそ世界の80%弱を占めているという。
非常に興味深いのがお茶の呼び名。中国から海路と陸路の交易ルートで呼び名が違うようだ。
ちなみに、ヨーロッパの国々へは海路から言葉が伝わったから「テ」を使っているのに対し、ポルトガルだけは違い、陸路の言葉「チャ」を使ってる。これは、大航海時代、宣教と交易を目的にアジアへと到着したポルトガル人が、広東省マカオ(旧:香港)を貿易の基地としてしていたためであり、またイエズス会の宣教師たちが中国や日本の「チャ」を飲む習慣についての報告を本国に送ったことからとされている。
いやー面白いわあ。
日本では日本茶、紅茶、さらに中国茶をも加え、飲用シーンによってお茶を飲みわけている。
あなたはどのお茶がお好きですか?
紅茶の歴史




