心の支え | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

今月のラジオ「心のともしび」の「心の糧」のテーマは「心の支え」である。

 

誰にでも、生きていく上で「心の支え」は必要だろう。精神的な支えになるもの、それがあると生きていく上で少しは楽になることがある。しかし、それは人によってそれぞれ。友人や恋人、または家族だったり、または音楽だったり趣味だったりもする。

 

ところで、「心の支え」の同義語は、「生き甲斐 ・ 生きる意味 ・ 生きがい ・  精神的支柱 ・ 精神的支え ・ 生きる糧 ・  生きるよすが • 拠り所 • 生きる支え ・ 生きる力 ・ 精神的よりどころ •心の拠り所」がある。

 

人々が何を信じて生きていくか、そこには理念や価値観があることだろう。それでも、人によってはお金が全て。健康さえあればいい、という人もいるかもしれない。でもどこか違っていないか?結果さえ良ければ良いのだろうか?ではそのプロセスは?

 

人が何を信じて生きている•生きていく、という「信じる」という行為は、心の拠所を持って生きていくということ。「信仰」だ。

 

私は、若い頃は、自分を信じて体当たりすればなんでもうまくいく、というような根拠のない自信があった。頼りになるのは自分だけ。それでも何もかもが自分の思い通りにいかなくなる時が難しい。「信仰」とは言ったが、うまくいかなくなった時、それを(自分の)「運命」と受け止める人もいるかもしれないし、今や私は「神様」のみ心と受け入れるが、どれも個人の見方、考えかた。ただ、物事を見つめ、認め、受け入れることが必要。

 

上記プロセスこそが「生き方」であり、生き方をもって働く人こそが「心の拠所」に従って生きているということじゃないだろうか。

 

それを「志」と呼ぶのではないだろうか。ある方向を目指し、歩む道。

 

私の「心の支え」は私を認め、受け入れ、同じ方向を目指して共に歩む人。だから逆に私も人を尊重し、お互いを思いやりをもって「つながる」仲間を大切にしたいと思う。「つながり」こそが、信頼につながる。人を信頼する事は、その心の拠所、心の支えを一つにする、ということだ。一つにするからこそ、お互いの価値観は違っても大丈夫。違っていても尊重することができ、多様化するということだからだ。

 

また、私は偉人や起業家たちの「名言集」も大好き。悲しかったり、苦しい時、心の支えとなるような名言に出会えると、その言葉を信じることで、そのような状況も乗り越えることができ、それにより成長することもできるからだ。

 

自分が支えていると思っているものに所詮は支えられているby恩田陸

愛は精神を与える。そして精神によって自らを支えるbyパスカル

「強さ」とは、自分ひとりだけで強くあれ、という事は意味しない。他の人々と共にあり、その支えによって自分が強くなる―そういう強さもあるbyエド•フォサム

人は目に見えないものに心の支えを見つけた時、たった一人でも立っていられるby河瀬直美

 

 

あなたの「心の支え」はなんですか?