人は香りを感じ、香りの刺激によって集中力が高まったり、鎮静効果がもたらされるのは、周知の事実。
最近あるイベントで知り合った方が、アロマ調香師でおられるということを知り、何気に興味を持っていたら、偶然にもワークショップのお知らせが届いた。もちろん、出席!と一番乗りで申し込んだ。
最近、「癒されたい」自分に気づいた。別に人に優しくされたい、愛されたい、誰かが必要、というのではなく、極端な話、限りなく透明になりたい。消えたいというのではなく、透明度のあるくらげになりたい...(?爆)そうそう、水族館にいるような...?!(まあ無理だけど)
ゆっくり息を吸い、よい香りを嗅いで脳から心から何か満たされるような幸福感。全ての波動や空気を自然に感じたい...そんなものを求めている時のお誘いだった。私、呼ばれてる...そんな感覚!! 笑 (そして素敵なワークショップがあるの...と友人勧誘!笑)
まずはお茶を飲みながら、自己紹介。簡単な悩みや気になることなどを各自話していった。何気に皆日々感じるストレス、そして自己嫌悪。...それ普通ですよ、人間だもの。誰かの言葉にふと気づかされる。
ところで、毎年、ミス•ユニヴァース•ジャパンのファイナリスト達は、ビューティキャンプと称し、天然アロマ香水講座を椿山荘で受講すると言う。天然アロマの香りの力、アロマパルファンを用いて内面の魅力を引き出すレッスン。どんなに外面が美しく教養があっても、最終的には内面の輝きが目の輝き、気品となる。アロマは心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す力もあると言う。
植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法である、アロマテラピー。
古くから人々は、ごく身近にあった植物を薬草として食べたり、塗ったり、香りを嗅いだりして、傷や病気を治すために利用してきたわけで、考えてみれば、あのイエスキリストが生まれた際、東方三博士が贈り物にした3つのうち、2つは乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)のオイルだ。抗菌、殺菌、防腐効果...黄金と共に送られたそれらは、当時どれだけ貴重なものだったのだろうか。また、古代エジプト、古代ユダヤでも神に捧げる神聖な香とされている。ちなみに、植物として生きていた時の姿や、どの部分から抽出するかなどにより、そのオイルの効能も違ってくるそうだ。
さて、今回はHo wood(楠)、Sandalwood(白檀)、Hinoki(檜)の和のテーストに心と体を元気づける働きがあり、ストレス解消や気分転換の効用がある柑橘系の精油(オレンジ、ベルガモット、柚子)を各自選んでブレンド。
私は、丸くて温かい色、太陽をイメージするオレンジを合わせてみた。心落ち着く和のイメージにほっとする甘さと明るい爽やかさの絶妙なバランス。
お部屋やリネンに、また頭上からスプレー。
元号が変わる直前の「今」、今月中、心の中や物質的にも、整理整頓し、“平成30年分の断捨離”として総決算をしてもよいかもしれない。余白によい香りと幸運を〜!
こちらは講師の先生のブログ


