先日、シアトル・マリナーズのイチロー選手が現役引退を発表した。
ついに、この日が来てしまった!という感じ。日本で9年、アメリカで19年。積み上げた安打は4367本。
彼の華麗なプレーにどれだけ多くのワクワクと感動を与えてもらったことだろう。そう思っているファンは世界中に多いはず。
会見内容を見て、これぞ、侍!と思った。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=59&v=MoschCm4-XE
引退会見の名言その1
「後悔などあろうはずがありません。...自分なりに頑張ってきたということは、はっきり言えるので。」「人よりも頑張ったということはとても言えないですけど...自分なりに頑張ってきた...重ねることでしか後悔を生まないということはできないのでは。」
引退会見の名言その2
「有言不実行の男になってしまったわけですけど、でも、その表現をしてこなかったら、ここまでできなかったかなという思いもあります。だから、言葉にすること。難しいかもしれないけど、言葉にして表現することというのは、目標に近づくひとつの方法ではないかなと思っています。」
記者会見の名言その3
「生き様というのは僕にはよくわからない。生き方というふうに考えれば、人より頑張ることなんてとてもできない。あくまでもはかりは自分の中にある。それを自分なりにそのはかりを使いながら、自分の限界を見ながらちょっと越えていく。それを繰り返す。するといつの日かこんな自分になっている...少しずつの積み重ねが、それでしか自分を越えて行かれない。一気に高みに行こうとすると今の自分の状態にギャップがありそれは続けられない。後退しながら、ある時期は後退しかしない時もあるが、自分を信じ進んでいく。遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない。自分なりに重ねてきた....」
記者会見の名言その4
「監督は絶対無理。人望がない。(そうでもないですよ、という意見に対し)それくらいの判断能力は備えている。」
引退会見の名言その5
「孤独を感じて苦しんだことは多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと、今は思います。...エネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていく、そのことはすごく人として重要なことなのではないかなと感じています。」
引退会見の名言その6
(長くイチロー選手の戦いを支えてきた弓子夫人に対し)ホームの試合の時はゲーム前に弓子夫人が握ったおにぎりを食べていて、その数が通算2800個くらいだったとか。「3000個握らせてあげたかった」「まあ、とにかく頑張ってくれました。僕はゆっくりする気はないですけど、妻にはゆっくりしてもらいたいと思ってます。」
ヴィジョンを持って、どういう段階を持っていくか、それはアメリカビジネス的なストラテジーだと思うのだが、イチロー選手は瞬間、瞬間、全力を尽くし結果がついて行っていたように思われる。年間何千本、とかホームラン王になる、というようなことを目標にはせず、目の前の球を打つ。それを上手に打つようにする。
イチロー選手はやっぱりイチローだった!! 引き際も格好いい。見栄や欲に溺れ腐っていく元スター選手も多い中で、己の美学を貫く姿。「質」を求めることへの妥協なき姿勢。また配偶者への深い愛と感謝がにじみ出ていた。感謝の言葉を人前ではっきり口にする。体型も維持しているし、さすがだ!!下手な啓発セミナーや俺道名言聞くより納得する。やはり行動が伴っていたからだろう。
イチロー選手、お疲れ様でした。
