雀始巣 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

昨日3月21日は「春分の日」であった。

 

日本的には、「立春」を迎えると「春」という感覚があるが、イタリアでは昨日からが「春」。

 

 二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた七十二候は、十候目の「雀始巣」(すすめはじめてすくう)に入った。字のごとく、雀が巣を作り始める季節だという。

 

昼の時間が少しずつ伸びる春から夏にかけては、雀にとっての繁殖期で、早朝から夕方まで、枯草や毛をせっせと集めて、巣作りを始めるのだそうだ。

 

そういえば、イタリアに雀っていたっけ?と思い出す。辞書で調べたら、雀はイタリア語で”Passero"という。あっ聞いたことあるわ、と思い出した。ミラノには花の名前ばかりの地域や鳥の名前ばかりの地域がある。以前"Cardellino" (ゴシキヒワ)という通りに住んでいたことがある。ゴシキヒワなんて聞いたことないわと思ったが、画像を調べたら、見たことがあるようなないような...苦笑

 

 

一度ミラノの街中でアペリティーボをしていたら、手にしたポテトチップをすごい勢いで飛んできた雀に取られてしまったことがある。あれはまるまる太った雀だった。やっぱりいるんだわー。

 

ちなみに、雀はツバメと違って高いところに巣を作るそうだ。木のろうや瓦の隙間に作るそうだが、イタリアではどうなのだろう?日本では雀は米粒を食べるので害鳥とみなされているようだが、繁殖期には逆に害虫を食べてくれるので、益鳥なのだ。

 

中国の毛沢東は、除四害運動で雀を大量に駆除したため害虫を大発生させてしまい、農業生産が減ったのだという。自然のバランスというのは非常に重要なことがよくわかる。

 

われときて遊べや親のない雀 by小林一茶

 

ちなみに雀に関する童謡を調べてみたら、いろいろと出てきた...

「雀の学校」🎶チイチイパッパ チイパッパ 雀の学校の先生は...♪
「犬のおまわりさん」🎶カラスに聞いても分からない。スズメに聞いても分からない...♪
「かわいいかくれんぼ」 🎶スズメがね お庭でちょんちょん かくれんぼ..♪
「手の平を太陽に」🎶スズメだって イナゴだって カゲロウだって...♪
 
子供達にも乳幼児の頃、聞かせてきたけれど、覚えていないだろうな...涙