今日は何の日?! 〜 3月20日 「国際幸福デー」 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
 
 
2012年6月28日、国連が3月20日を『国際幸福デー』とすることを採択した。物質的な経済成長ではなく、人類の持続可能な発展、貧困撲滅、幸福の追求のためには、より公平でバランスの取れた成長が必要だと、国民総幸福量(GNH)を国民総生産(GNP)よりも重要とするブータンの提唱により実現されたそう。
 
では、「幸福に生きる」とはどういうことだろう?
 
幸せはいつも自分の心が決めるby相田みつを
 
そう。自分の心が満たされていることが大切。当たり前のことなのだけれど、どんなにお金持ちであっても、何事にも喜びを見いだせない人はいるだろうし、またたとえ地位や名誉、権力を手にしても心が満たされるとは到底思えない。でもそれを欲する人がなんと多いことか!
 
逆にたとえ質素な生活をしつつも、道端に咲く一輪の花を見て喜びを感じる人もいることだろう。自分の環境などは関係なく、心の豊かさがもたらすものではないだろうか?
 
ちなみに、ブータンの生活は、というと、国民の90%は農民として、ほぼ自給自足といってもいいほどの生活だという。もちろん作物のほとんどが無農薬。ブータンでは物質的な豊かさよりも、健康や精神的な豊かさを重要視されている。
 

確かに、先進国と比較したら、ブータンの国民は、決して物質的には豊かではないだろう。けれど教育費は無料で、国の将来を担う子供たちの教育に力を入れているという。また、医療費も無料で都市部を除くが、水道代も無料。まさに国民生活を最優先した政策となっている。

 

日本は経済的には世界的には豊かな国とはいえ、貧富の差は激しい。そして競争社会、管理社会の中で多くのストレスを抱えており、それが原因で「心の病」を抱えている人も多いことだろう。

 

心の余裕。心のゆとり。それは大切なこと。空間、時間、そして仲間...。残念なことに今時の子供達はこの3つの「間」を失いつつある。

 

そして、車を安全に運転するのには、ハンドルの遊びが必要なように、人生という旅路においても最低限の物質的と共に、いやそれ以上に微笑み、思いやり、優しさといった「遊び」が必要なのではないだろうか?

 

こういった「遊び」を持った大人が増える時、上記3つの「間」を失いつつある子供達もきっと幸せになることだろう。

 

この「幸福デー」で、もう一度人生において「幸福」とは何か?「幸福に生きる」とはどういうことか?もう一度考えてみよう。

 

国際幸福デー•事務局長メッセージ