気候変動によるデモ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

イタリアは本当にデモ(manifestazione)とスト(sciopero)が多い。観光客もそうだが、仕事や移動中に足がない、道路が封鎖され、迂回。歩いた方が早い!ということもあるが、ほんと迷惑だわ...

 

デモの先頭と後尾には大抵機動隊がいるが、火をつけたり、物をなげたり危険なデモになるときは、対機動隊との戦いともなり、血がさわぐ人も出てくるのだろう。恐ろしや...

 

対イタリア政府、労働法改悪に抗議、女性に対する暴力に抗議、人種差別...と様々な内容なのだが、明日3月15日には世界規模で子供によるストライキ、として「気候変動」に対するデモが行われる。

 

スウェーデンの16歳の少女、グレタ(画像左)は昨年夏以来、「気候変動のための登校拒否」を実践しているそうで、先月21日、ベルギーでEUの政治リーダーたちに会い、「EUの温室効果ガス削減目標は低過ぎる。目標を倍にすべき」と突き付けた。翌日にはパリに現れ、デモに参加。彼女の呼びかけにより明日15日世界各地で「子どものストライキ」が実施されるというもの。

 

私も昨日、たまたまいった長男の高校の保護者会で知ったのだが、クラスのほとんどの生徒がデモに出るので、本来テストをしようと思ったが、延期にしたと英語の教授が文句たらたら言っていた。とはいえ、明日は教授たちのストも予定されている。たまたま上記教授はその組合には参加していないのだろう。親としては、授業はどうなっているの?と思いつつ、何かを訴えることも必要だが、なぜ平日にする?という気もする。

 

話は戻り、グレタはEUに対し、「2020年までに温室効果ガスが削減に向かうよう、削減目標を現状の倍にすべき」と主張。ちなみにパリ協定では2030年までに温室効果ガス40%削減(90年比)と揚げられている。「EUの目標は、子どもたちの将来を守るには不十分と言わざるを得ない。もしEUがパリ協定の2℃目標以内にカーボンバジェット(温室効果ガスの収支)をとどめようと貢献するつもりなら、2030年までに現状の倍の少なくとも80%削減が必要。航空機や海運も含めての話だ」とグレタはあくまでも強気。

 

そこで、世界は動いた。明日世界の1769都市で、イタリア国内でも208箇所でデモが行われるそうだ。

 

ちなみに我が家は次男があすデモに参加。長男は両方に行かず家で勉強するとか...本当か???

 

日本では先月22日に国会議事堂前で初めて気候変動デモが行われたようだが、参加者の学生は約20名だったとか。やはり文化の違いだろうか。

 

こちらはグレタのスピーチ。

 

 

 

 

 
   

http://www.funzionepubblica.gov.it/articolo/dipartimento/07-02-2019/sciopero-del-15-marzo-2019-di-tutto-il-personale-docente-dirigente