今日3月9日は「ありがとう」の日。
笑ってしまうが、3(サン)と9(キュー)の語呂合せなんだそうな。
ところで、チョコレートブランドのゴディバ ジャパンのプレスリリース•PR TIMESによると、「ありがとう」を伝えている頻度は一日平均14.1回、声に出して「ありがとう」と伝えてる回数は一日平均9.7回とあった。また、91.0%の人が文字よりも「声」に出して「ありがとう」と言われた方が嬉しく、平均8.4倍嬉しいということだった。
ところで、『ありがとう』の語源、それは『有り難し』というところから来ている。『それが起こるのは滅多にない』『難しい』という<奇跡>に近い状態になった時の言葉で、有り難い、滅多にないような親切・恩恵・贈り物などを受けた時に感謝・感激・感動をしている状態から「ありがとう」という言葉は生まれて来ている。
余談だが、法句経というお経に『人の生を享(う)くるは難く やがて死すべきもの 今いのちあるは 有り難し』という言葉があり、今生きている私達は、数えきれない偶然と無数の先祖の計らいで生を受けて誕生したのだから命の尊さに感謝して精一杯生きましょう。と言う教えもあるそう。
難が無いのは、無難な人生。難が有るから有難い人生になる。
人から何かをしてもらった時に、「ありがとう」。日頃から感謝している相手に、「ありがとう」を。
相手によっては、なかなか言えないこともあるだろう。(私も若干一名いる。)しかし、それも習慣。
「ありがとう」と言われ、嫌な思いをする人はいないだろう。「ありがとう」といって自分も相手も幸せ。
しかし、「ありがとう」や感謝の気持ちは、忙しくなったり、辛くなったりすると、なぜか忘れがちになってしまう。そういう時こそ、積極的に言葉に出せるよう心がけたい。
いつも有難う。
