高齢者のPC•スマホサポート | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 

先日、やっと母がスマホデビューした。

 

難しいからいやだ、と抵抗していたが、スマホを早く始めるほど慣れるのは早いけど、逆に先延ばしすると覚えられなくなるよ、と言っておいたのでやっとその気になったらしい。

 

とはいえ、携帯に家のWiFi入れた?Lineは入っているの?と聞いてもわからない、という。普段やり取りをしているLineでビデオ通話にしてもらい、タブレットに携帯電話の画面を見せてもらう。もっと左、左!あっ逆の方向。画面に立て掛けるように見せてくれる?でないと私が見えない!と言いながら、ややこしいことは無理だなあと確信。

 

母のスマホの名前を教えてもらい、その場で取扱説明書をダウンロードし読んでみた。うーん、やっぱり無理かな?苦笑

 

ところで、Lineでは親戚の叔母も友達になっているが、最近消えた。多分何かを触ってしまい削除してしまったのかもしれない。そういった途端、私と母と弟のグループから母も消えた。はっ?と思ったら、今度は該当するユーザーはいない、と出た。えーっ?!もしやいろいろ触ってたら全部消しちゃった?!あちゃー。

 

弟に行ってもらえないものか?とも思ったが、何かと家庭の事情で行けず、かといって業者に頼む問題ではさらさらない。ちなみに年末にプリンターが急に動かなくなり、年賀状が印刷できなくなり、父の代わりに母が何十枚と手書きをし、肩を痛めたことがあった。その後業者を呼んだら修ったようだが、そのお値段2万円なり〜。次男曰く、僕がアルバイトに行きたいよ!とのことだった。

 

しかたなく実家の近所で、我が家の長男と同い年のN君にサポートをお願いしたようだ。とはいえ、一回では問題は解決できず、弟と何度か電話で話し、指示されながら修すことができたという。N君様さまだ。

 

スマホに関しては、購入したところで無料のレッスンがあるそうで、一度行ったが、もう一度行ってくる!とやる気になった母。家のWiFiやらLineの設定もどうなっているかついでに聞いて来て!と頼んでみた。

 

マニュアルなどを読んでいて思うのは、専門用語の多さ。専門家ならともかく、だれもが理解できる内容ではない。そういう人もいるということを踏まえてマニュアルを書いてもらわないと、全く理解できない冊子になってしまう。また、

 

イザという時に役立てるには、元気なうちから慣れ親しんだ方がいい。スマホは、頭や指先を使うので、脳トレにもなる。何れにしても、覚えるよりも慣れること。

 

そして、私も何がわからないのだかわからないような、高齢者にならないよう脳を鍛えておかないと!