乾燥肌 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 

冬といったら乾燥肌。乾燥肌といったら冬。

 

今年の冬ほど、肌がカサカサ気になることはない。年のせいか?だいたいスマホのタッチスクリーンも触っても反応しない!これは今始まったことではなく、昔から、若い頃から銀行のATMのタッチスクリーンもそうだった。まっ手がギドギドの人よりかはいいか?爆

 

顔や首に関しては、現在使っているクランベリー•オイルでとりあえずカサカサになることはないのだが(しかし、現在使っているメーカーは製造中止。今後どうすれば良いか?!)、指先、脚などがカサカサ。寒いので、生足で出かけることはないのだけれど、さすがに空手の稽古の時は、白っぽく見えて嫌だな...と思う。

 

かといって、クリームやオイルを塗ろうものなら、稽古の際滑ってしまい危険。前夜に塗っても滑るのだから、危険極まりない。転んで骨折するくらいならカサカサの方が良いか?と思うし...とはいえ、カサカサしているからこそ、滑って危険!といっているイタリア人門下生もいた。どっちよ!!

 

しかしなぜ、冬に皮膚が乾燥するのだろうか?それは、大気の湿度と気温の二つが影響しているようだ。

 

空気が乾燥する時期は、角層から水分が蒸発しやすくなる。そして、冬の寒気にさらされると、皮膚の温度は一気に低下。皮膚温が33℃以下に低下すると、表皮のある層から水分が抜けやすくなってしまうそうだ。しかも、室内には暖房の影響で湿度が低い。比較的ミラノは湿度はあるのだが、それでも肌はカサカサ。

 

そういえば、先日24日の天声人語に「ゾウのスキンケア」というのが載っていた。

上野動物園の4頭いるアジアゾウは保湿ケアとして、初冬から春先まで毎週たっぷりのオリーブオイルを塗って保湿するそうだ。保湿ケアを怠ると、あかぎれから出血を起こしてしまうそう。皮膚は厚くても繊細なのだろう。

 

この冬、冷やさず、保湿を怠らない!心も体も潤っていたいもの!