孤食、個食、固食、小食、粉食、濃食。
それは、子供や若年世代だけではなく、高齢者にも多い傾向だという。
慌ただしい毎日の生活の中で、つい、上記のような6つの「こ」をやりがちではないだろうか?
孤食... 家族が不在の食卓でひとり食べること。 → 好き嫌いが増える。栄養が偏る。社会性や協調性が身につかない。
個食... 家族がそれぞれ自分の好きなものを食べること。 → 好き嫌いが増える。栄養が偏る。協調性が無くなる。
固食 ... 自分の好きな決まったものしか食べないこと → 栄養が偏る。肥満になる。わがままになりがち。発育不全につながる。
少食 ... いつも食欲がなく、食べる量も少ないこと。→ 必要な栄養が足りない。無気力になる。激やせにつながる。発育不全。
粉食... 粉製品を好んで主食にすること。→ 噛む力が弱くなる。カロリーが高い。肥満につながる。
濃食... 味の濃いものを好んで食べること。→ 本来の味がわからなくなる。肥満や生活習慣病につながる。
我が家の場合、長女はすでに家を出ているが、普段の昼食は高校生の息子たちが帰宅してくるが、いきなり「お昼いらない」というメッセージが長男から入る。どこで何を食べているのやら。週末はほとんど夫は出張するし、気付くと夕食は次男と二人、ということも多かったがた、最近では次男も友人と出かけることが出てきて、私一人ということも多々ある。
たまに皆が集まっても、食べるだけ食べてぱーっといなくなることもあり、そりゃあ失礼でしょ!!と腹たつことも多いのだが、本来、家族で囲む食卓は、そこでの会話や表情から、自分の体に栄養が取り入れられてエネルギーとなることを、体温をもって感じる場なのではないかと思う。
夫が料理する時のみ、しつこく「どう?」「美味しい?」と聞いてくるので、皆適当に返事をしているが(!)片付けは常に私。料理する時は、片付けまでしてくれ〜!!
ところで、昨日はいきなり長女が帰省してきたので家族5人で外食した。それはそれは競争のようによく食べる!食べることは、たくましく生きる力を養うもの。
現代の日本の家庭では塾通いや習い事、残業などやむを得ない事情で、家族が別々に食べたり、コンビニ商品が多かったりするのではないだろうか?
今、改めて「食」を見直し、一家団欒、もっと家族のコミュニケーションをスムーズにするべきだと思う。(我が家だけの問題か?!苦笑)
「食育」ってどんないいことがあるの? 農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/
