朽ちる花 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

年末にずっと蕾のままだったバラがやっと咲いた。

数日は晴れて暖かく(といっても気温3度くらい)今日は開くか...?といつも見ていたが、なかなか開かず10日以上かかった。

 

 

 

綺麗に咲いた花も

やがては朽ちる。

優雅さや華麗は

時と共に去り

来季にその命は続いてゆく

その相を人は知らない

花は散る

されど 命は散らない by円純庵(儒家 心学者)

 

寒さをじっと耐えていたバラ。気高く花を咲かせたけれどすでに色は薄くなっていた。しかし、その姿は非常に美しい。

 

人には、このバラのようにどうしようもない抗えない運命や出来事の中で生きていかなくてはならない時が多々ある。それでも自分が置かれた場所で精一杯、最善を尽くし、淡々と生きていく事が大切だと、このバラは教えてくれる。

どんな生命にも終焉が来る。だからこそ生かされている間は、正しい考え方を持ち、学び、精一杯生きることが私達の使命なのだと思う。

 

寒さ故 色も朽ちゆく バラの花

精一杯 生きて愛して 花は散る

朽ちるのも 花を咲かすも 我次第