師走 2018 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

それにしても、この12月、忙しい。

 

何が忙しい?ってやたら予定が入っており、それに出るためには、家事やら用事をどのようにやりくりするか?時間とのにらめっこ。とはいえ、子供達が小さい頃は、もっと学校行事がありもっと忙しかったはずなのに、どうしていたのだろう?と思う。

 

ところで、12月の「師走」とも呼ばれ、昔はお正月前にもご祖先様にお経を唱える慣習があったため、お坊さんが忙しく東西南北に走り回る季節である、という説と「先生」(や誰かが)も忙しく走る、という説、また、「し」(仕事、年、日、季節)が終わる、や「しはう」(「し」+果す)の当て字...などなどの説もあるようだ。

 

とはいえ、お楽しみもいいけれど、あれもこれも..となると、体以前に心が空回り。心をすり減らしてどうする?と思う。

 

いつも、(空手の)大会までは何があっても倒れられない。それを超えると、昇級審査まで何があっても倒れられない。また、大会だ... 聖歌隊だ、イベントだ...とある意味、目標でもあるし、モチベーションでもあるのだが、自分の限界、というか気乗りしない時は、それなりの原因もあるのだから、心身共に回復を待つしかないかな...と思う今日この頃。やっと年相応を自覚したか?苦笑

 

それにしても、一年の早いこと。年末、そしてクリスマス前はやはり沈思黙考でいたいもの。