にんげんだもの | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

人間誰にでも、苦しい時も、悲しい時も、辛い時も、不幸な時もある。

けれど、自分だけじゃないんだな。

完璧な人間なんて神様くらいしかいないし、誰もが迷うし、間違うことも、つまづくこともある。

 

だから言う、「にんげんだもの。」

 

人は未熟。悩み苦しむのは未熟だから。
人を怒らせたり、困らせたり、苦しめてしまうのも未熟だから。

 

だから言う、「にんげんだもの。」

 

それなのに、いちいち世の中の理不尽さに腹を立ててしまう。

地位のある人が、そんなことして良いわけ?

そんなこと言ってもいいの?いちいちムカついてしまう。

しゃ〜ないわ〜。お互い不完全、欠点だらけ。

そしてそう思っても、認められない自分がいる。

人を寛大にみる余裕も持ちたいもの。

 

だから言う、「お互いにんげんだもの。」