今日、シスターPのところに出かけてきた。
今日もまた「私は88歳で死ぬと決めてきたけれど、もう88歳になってしまった。」とおっしゃる。だから、「後は、天国に行かれるのを待つ煉獄人だとおっしゃるのでしょう?」というと、「そうなの。よくわかったわね?」というので、「今は清められているのですね?」と聞くと、「ここにいると汚れることはないのよ。」とおっしゃる。
白いジーンズやブラウスは着たいけれど、シミをつけやすいからな...と躊躇してしまう。水も油も汚れも弾く、そんな素材があれば理想だ。
そして、シスターは、明日は煩ってはいけないけれど、明日は今日の延長なのよ、とおっしゃっていた。確かに今日までは昨日までの積み重ね。今日は明日からどうしたいかで決まる。
いや、逆に1年後、5年後、10年後、こうありたい自分を設定することで、理想に向かう生き方の積み重ね、という考え方もできるだろう。
ところで、東大の教授が提唱されている【いい顔になるための顔訓13か条】というのがある。
① 自分の顔を好きになろう。
② 顔は見られることによって美しくなる。
③ 顔はほめられることによって美しくなる。
④ 人と違う顔の特徴は、自分の個性(チャームポイント)と思おう。
⑤ コンプレックスは自分が気にしなければ、他人も気づかない。
⑥ 眉間にシワを寄せると、胃にも同じシワができる。
⑦ 目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視界も広がる。
⑧ 口と歯をきれいにして、心おきなく笑おう。
⑨ 左右対称の表情作りを心がけよう。
⑩ 美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう。
⑪ 人生の三分の一は眠り。寝る前にいい顔をしよう。
⑫ 楽しい顔をしていると、心も楽しくなる。人生も楽しくなる。
⑬ いい顔、悪い顔は人から人へ伝わる。
いい顔になるということは、決して自分だけの問題ではない。
仏教の教えでも、お金がなくても誰にでもできるお布施として「無財の七施」があり、その内の「和顔施」(わがんせ)は、なごやかな表情で人に接することでできるお布施、ということ。
「笑い」「笑顔」は、それほどまでに、人に対しても、自分自身にも、パワフルなのだろう。
ある意味、人生を楽しんでいる人はいつも逃げなかった人かもしれない。後悔をしたからこそ次こそはと楽しんでいくことが人生の醍醐味。生き物はすべて前進していくことが人生の命題だから、どんなことがあっても逃げずに前に進んでいこうと精進していくことで楽観力もまた高まっていく。だったら笑って過ごそうよ。
昨日「一日一生、一日一善」と書いた。
https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12420520248.html
でも「一日一笑」この方が私は好きだな。ついでに言えば、「一日一笑、一日一杯」