夏休み明けに、空手の師範より「今年中に挨拶と返事がきちんとできる世界一の道場にします!...」というお達しが出た。人に会ったら自分から大きな声で挨拶をする。人から名前を呼ばれたらすぐに「はい!」と返事をする。人の話を聞いてわかったら「はい!」と返事をする...確かに当たり前の事だが、意外にできていない。
とにかく、名前を呼ばれたら大きな声で返事をする、ということで5段階に分けた評価が下されるようになった。大きな声からライオン→ドーベルマン→猫→ネズミ→蟻。
まあ、返事をすることは、基本中の基本なので、大人も含めこれができていない人は今後、昇級審査もない、というのでちょっと焦った!(一応、ドーベルマン確保で昇級審査も終了したが、自分なりには大きな声を出しているのにな...といって結構トラウマになっている人も少なくはない)
私は、基本や型の練習中には大きな声を出しているつもりだが、歌を歌っていても意外に声量が小さい。ちなみに声の大きさとは、『息の量や息の圧力』、『声帯を閉じる力』、『響き具合』によって決定されるらしい。確かに響きやすい人とそうでない人がいる。
とはいえ、確かに注意をされた時、自分でも返事をしたつもりでもただうなづいているだけの時もあるし、声もそこそこ...ということもある。だが、意地で声を出すのもどうだろう?また子供達も返事はいいが、他のところで動作が遅かったり、稽古中におしゃべりをしていたり、外で挨拶ができなければ本末転倒だ。
といっても習慣とは怖いもので、聖歌隊の練習の際、指導者から"avete capito?"(わかりましたか?)と聞かれた時は、思わず反応し、大きな声を出しそうになってしまった。教会の祭壇で一人だけ叫んでどうするん?爆
何れにしても、武道の世界は「礼に始まり礼に終わる」。返事をしっかりすることは、意思表示であり、相手を敬う心、尊敬する精神だ。そして、なによりも子供は親を見ている。門下生は上のレベルの人を見ている。上へ上がるほど模範が大切。
以前も書いたが、挨拶ができる、できないで対人マナーや対人能力にも差が出てくることだろう。子供のうちにちゃんと身につけておきたいもの。
背筋を伸ばしてきりっと行こう!