わが琉球少林流空手道「月心会」イタリア本部では昇級審査において、小・中学生は作文を書くことが義務付けられている。毎回テーマが決まっており、高校生は偶数級の際のみ、作文を書く。昇段審査に関しては、大人も提出が義務付けられているが、私は毎回昇級の度、関係ないのだが、子供達が書くそのテーマを意識する。
今日、私は2級(茶帯)審査があった。2級のテーマは「強い人」。
以前も書いたが、私は、「柳」のようなしなやかな強さをもちたいと思う。強い風が吹いたら流されて揺れてしまってもいい。けれど、風がやんだらすぐに立ち直る。そんな「しなやかな強さ」が美しい。柳のような身のこなし方、心のあり方が理想だ。
意志の強さ。我慢強さ、粘り強さ。動じない強さ。落ち込まない強さ。自分の弱さを受け容れる強さ....いろいろある。
「柔よく強を制し、剛よく柔を断つ」
これは武術用語ではあるが、いろいろな物事に言えることだろう。「柔」は変貌自在の強さ。風に吹かれても、何食わぬ顔をして、柳のようなしなやかさ、柔らかさを持ち合わせていたい。何事にも凝り固まらずに、時に強く、時にしなやかに生きていく。
そのためには、謙虚さと向上心を忘れず、また決断力と行動力を持ち続けたいと思う。
空手道 己を磨き 強くなる
強い人 柳のように しなやかに
強い人 人の痛みが わかる人
日本女性 忘れちゃいけない たおやかさ
魔女になれ 大和撫子 七変化
