あんこ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

秋になり、月見団子だ、おはぎだとあんこの季節が過ぎていき、あんこ食べたいわ...と思いつつ、作る気もなく。

 

たまたま見ていたレシピに炊飯器で簡単にあんこが作れるというので、試してみた。

 

1カップの小豆を一度水から煮、沸騰後も2分ほど煮、それから炊飯器にいれ3倍の水で炊く。その後、同量(私は8割にした)の砂糖と塩ひとつまみでにて水分を飛ばすのみ。

 

 

こちらでは自然食品店でオーガニックの小豆を買うが、日本のそれよりも微妙に粒が大きいように思われる。そして、古いわけではないだろうが、なぜか微妙に固い。

 

普段、ご飯はお鍋で炊くので、滅多に電子ジャーは使わず、最近ケーキをそれで焼いたくらい。豆をいれて炊きだしたら、いきなりポップコーンが弾けるがごとく、ジャーの中でガタゴト音がして、あまりにもひどいので、爆発するんじゃないか?と心配したくらいだった。それが2回ほどあって、しばらくして、シューっと蒸気が出始め小豆の煮える匂いがしてきたので、大丈夫だろうとやっと安心した。

 

触ると、潰れるぐらいやわらかくなっていたが、所々、微妙かな?というところもあり、重曹を少々加えてみた。

 

後からミキサーにかけてこしあんにしようと思ったが、十分いける。味見をしたら止まらない。めっちゃおいしいわ〜。自画自賛。

 

あんこを食べると、なぜかほっとする。ちなみに砂糖もきび砂糖。あんこには、イライラやストレスを解消させたり、疲労回復の効果もあるのだそうだ。あんこはタンパク質の他に、ポリフェノールやビタミンB1、B2を含み、栄養でも素晴らしいが、疲れた心にも体にもよいということ。

 

このあんこで栗大福を作ろうと思っていたが、きんつばもよいかも!