面倒だからしよう | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

面倒な事は早めに行うのが良い。

 

領収書の整理、家の掃除。アイロンがけ。タンスと古着の整理。学校の宿題。試験勉強... (我が家の例)

 

物事、優先準備があるが、どうしてもやらなきゃいけないとわかっていることほど、放ってしまいがち。(性格によるか?)

 

作った料理もすぐに食べれば美味しいが、そのまま放置すれば新鮮味が薄れ次第に腐りかけてくる。(買ってきた野菜をダメにしちゃうこともよくある...あ”〜っ!!)

 

「面倒だからする。」以前シスター渡辺は著書「愛をこめて生きる」に書かれておられた。美しさとは、このような生き方の繰り返しによってのみ生み出されていく。

 

洗面所に落ちた髪の毛をそのままにしておく。テーブルや机にあるパンくずや消しゴムのカス。それを床に平気で落とす。それって手でとって直接ゴミ箱に持っていけないかな?と注意するが、掃除する人がいるから問題ない、と思うのだろうか?面倒でもする。怠け者の心と闘った時に、初めて本当の自分らしさが生まれてくるのではないだろうか?毎日に丁寧に生きる、というのはこういうところに出てくるように思えて仕方ない。


面倒臭がりの人間ほど、この臭さに慣れ、周囲に臭さが広がっても気にならないんだな。苦笑

 

ああ、早くアイロンがけの山と古着の整理をしてしまおう。