秋の夜長に 〜 中秋の名月 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

秋の夜長を楽しむ行事といえば、十五夜のお月見。

 

今日、9月24日は旧暦8月15日の夜、いわゆる「十五夜」で、一年で最も美しい月が見られるとされている。旧暦では7~9月が秋で、その真ん中にあたる8月は一年の中で最も空が澄みわたり、月が明るく美しく見えた。そのため「中秋の名月」と呼ばれ、平安時代から観月の宴が開催されていたのだそうだ。

 

「満ち欠けする月の様子」や「作物が月の満ち欠けとともに成長する」ことから、

  1. 農作物の収穫
  2. ものごとの結実
  3. 祖先とのつながり

を連想し、それぞれに感謝し祈るようになったのが十五夜なのだそう。

 

ちなみに、十五夜が満月だったのは、2013年。次はなんと2021年なんだそうだ!

 

今日はどこかからススキを失敬し、お月見を楽しもうか?苦笑

 

十五夜に 月見しながら 月に酔う

食後には 薄い皮膜の 月うさぎ

地球から 38万キロ離れ アポロ行く

十五夜の 暗雲去って 身を照らす

嘘つくと 月に代わって おしおきよ!