今が旬 〜 秋の味覚 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

何を食べても美味しい季節。

特にイタリアはメルカートを歩いていると何が旬で、値段を見て、まだこれからか、今が旬の旬で食べ頃か一目わかるから嬉しい。
 
先週までずっとモロヘイヤを買いあさっていたけれど、子供達もあき始め、美味しそうな白菜を発見!空手の稽古に行く際は、大抵が夜なので、夕飯の準備をしていくが、なるべくちゃちゃちゃとできるものがいい。中華丼や豚肉と白菜の春雨煮などがしょっちゅう食卓に並ぶようになる。
 
また、ぶどうも美味しいが、だいぶ飽きてきた。毎年この時期メルカートで梨だけ買うお店があるのだが、先週行くとまだない!と言われた。今週行ったら小ぶりだが出ていた。
 
ヨーロッパの梨、といえば西洋梨やラフランスのようなジューシーで柔らかく糖分の多いものを想像するが、やはりそこは日本人だからか?私は日本の幸水のような梨が好き。
 

 "nashi" と表示されている。昨年同様1キロ3.99ユーロとちょっと高めだが、これまたジューシー。これからどんどん大きめな梨が出てくるようになるよ!とお店の人に言われた。

 

ところで、同じ屋台でたまご茸とよばれる"ovuli"を見つけた。以前にも書いたことがあるが、日本のサイトでは夏から秋にかけて収穫されるというが、レストランやメルカートの人に聞くと、この時期、数週間しか採れないという。

 画像真ん中のカゴの中身がたまご茸のオーヴリ。以前生のスライスをセロリとパルミジャーノと一緒にサラダとしていただいた。茸は一瞬ゆで卵のような、ちょっとやわらかめなアーティチョークのスライスのような感覚。美味しくも不味くもない、というのが当時の感想で、さすがに今も何も覚えていない。

 

このたまご茸、1キロ100ユーロするという。お店で買ってるおじさんがいて、思わず顔を見てしまった。いくら払うの?苦笑

 

ちなみに画像のたまご茸の上はレネッテというりんご。下はプルーン。プルーンの種類も多い。

 

その他、ポルチーニ茸も続々売られ始めている。

 

秋の味覚に感謝。