ひらめき ~ 色から着想を得る発想の転換 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

今年の空手の夏休みの宿題は「写真」の提出。
過去にも絵日記、サバイバルノート、絵本作りに新聞作り...なんで、空手で宿題?と思うが、決して師範の思いつきでテーマが出るのではなく、情報が溢れるこの時代に、いかに正確で重要な情報を見極め、自分なりのフィルターで再編集できるか?その編集能力を問っておられるのだが、やるかやらないかは本人の自由。

さて、今年のテーマは7つの題目から、ぴったりのワンシーンを切り取りプリントアウトし、その裏に、なぜその写真を撮ったかのか簡単なコメントが必要。






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大切なのはテーマをストレートに捉えるのではなく、おっそうきたか!と師範を唸らす柔軟な発想が必要だと言う。

師範は、そうそう人を褒めないし(真から)普段からひねってひねってひねまくったことを言うので、毎回そうきたか!と時に感動、時にそうかあ?とこっちが首をひねり目を白黒させ、時に大笑いすることもある。そして、こちらが構えていると、たまに何も裏表もないこともあり、えっそうだったの?と脱力することもあるのだが...苦笑

今回のテーマは子供には難しいのでは?と思ったが、逆に力が入るからそう感じてしまうのだろうか?ここは子供心になるべきか...などと私も思い切り悩んで未だに出来上がらない。というか第一号はつまらないのでやめた。

とりあえず、テーマから連想される要素を書き出してみた。シンプルにそれ一つで行くか?それともその要素同士を組み合わせたり、既存のアイデアと掛け合わすことで新たなアイデアが生み出ないか? いやはや期限は迫るわ、アイデアは出ないわ、困ったもんだ。

外を歩いていても、見えてくる色の連想ばかりして、心ここにあらず。右左気をつけないと、危ない危ない。

とはいえ、家の愚息ら、宿題なんぞこれっぽっちも考えておらず。だいたい毎年提出する大人も私くらいなんだけど...爆

そういえば昨年のテーマ「新聞作り」に関しても、頂いた賞名は「息子二人はどうしたので賞」だった。苦笑 参っちゃうよ。