ボローニャに長女を送りがてら、家族でボローニャに出かけてきた。私は24,5年ぶりだが、長男、次男は初めて。
ボローニャ大学に入り、一人暮らしも丸3年になるというのに、誰一人家族が来ないと文句をいう長女。行こうかな?と思っていると、ミラノに戻って来ちゃうんだから仕方ないじゃない?といったのだが、とりあえず来春卒業予定。その後どこへ行くかはわからないので、行ける時に行っておこう!ということで、まだ学校が始まらない長男、次男も行くことに...
とはいえ、夫の目的はボローニャ郊外のFICO。(フィーコ。FICOとは、"Fabbrica Italiana Contadina" の略で「イタリア農業工場 」の意味。「食」の価値を問い、生み出す場所で、扱う食品は純正イタリアン。昨年11月オープン。コンセプトは各土地・気候の中で、「大地が作り出すもの」を、「育て」「形を変え」「料理する」術を知り、学ぶこと、だという。)
イタリアの最高品質の特産品を販売する9000m2の巨大マーケットでは、広い敷地内もビアンキの自転車で買い物が可能。
ワイン売り場に圧倒される!


動物たちが飼育されているが、彼らは食べられちゃうの?頭の中でドナドナのメロディーがリフレイン...
館内を走るバスは”フレッチャロッサ”と書かれていた。
小腹が空いたので、サンダニエレのハムでアペ。長女曰く、この薄いパンを半分に割って、ハムを挟んで食するのだそうだ。

魚売り場、エノテカもおしゃれ。
また、余談だが、いちじくは一つでfico(フィーコ)、二つでfichi(フィーキ)。そして、それが女性形figa/ficaになると、女性器、という意味になるそうな。また、”Che fico!”という言葉もよく耳にするが、これは英語でいうCool! かっこいい!みたいな感じ。
マッジョーレ広場。はっきり見えないが、ネブチューンの噴水。
フィーコの後はボローニャ散策。
マッジョーレ広場。はっきり見えないが、ネブチューンの噴水。
塔と言えばピサの斜塔が有名だが、ボローニャには2本の斜塔、「ボローニャの斜塔 (ガリゼンダ(48m)とアジネッリ(97m))」が有名。12~13世紀の頃は、ボローニャには100本もの塔があったというが、現在はこの2つしか残されていない。








