膝治療 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

空手の全国大会が終了したが、どうも膝が熱を持ち、腫れている。秋から新しく入る型は膝に負担がかかるようで、自信がないし、せっかく日本にいるのだから、整体治療にでも行ってみよう!と思い立ち、重い腰を持ち上げた。

 

地元で注意してみてみると、かなり整体や接骨院があちこちにあることがわかる。子供の頃、通ったことのある個人医院が息子の代にうつり、小学時代の同級生が経営していることがわかった。母が一度かかったそうだが、二度目にでかけたら「T子さんのお母さんですか?思わず帰宅して卒業アルバムをみましたよ。」といわれたことがあるらしく、行ってみたら?といわれたが、冗談ではない!40年ぶりに顔をあわすなんぞ恐ろしい。もちろん彼とは単なるクラスメートでそれ以上はまったくありえないことなのだが。爆

 

・・・と言うわけで、現在母がかかっている医者に行くことになった。

 

Koba式、と呼ばれる腰痛持ちの長友を治療したトレーナーが考案した体幹トレーニングのライセンス取得トレーナ-であり、柔道整復師。再発を防止する体幹トレーニングに期待。サッカー、マラソン、水泳にしてもバレエにしてもどんなスポーツ、舞踊にも怪我はつきものかもしれないが、やはり動ける体を取り戻したいもの。

 

診察台に座り、ぽんと足を投げ出すと、その場であっ右足の膝下がよじれているね、と指摘された。半月板が縦断裂している旨伝えると、膝の周りや内側のふくらはぎや外側のももの筋肉が硬くなっていると、触れられると確かに硬くなっていた。まずはそこをほぐしてもらう。

 

膝が内側に入ってしまうことを「ニーイン」と呼ぶそうだが、ニーインと腸腰筋と頚椎の関係を説明される。膝の周りの筋肉を強くすればいいか?と思ったら(イタリアではそういわれていたので)それだけではなかった。また、損傷がひどければ手術をすればよいか?といえば、それだけではないだろう。総合的な改善が必要なようだ。

 

手もみと電気治療。

 

日本滞在中にもう少し診てもらい、トレーニング法も習得していきたい。