夏バテ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ここ数日、体がだるくて疲れが取れづらかった。そして普段はすぐに寝入ってしまい、朝まで熟睡型なのに、夜中に目が覚めたり、朝方目が覚めたり、眠りが浅い。食欲もなくなり、無理やり肉を食べたのはいいが、お腹を下してしまった。

 

あれれ、もしや私、夏バテ?!

 

考えてみれば、5月に両親の様子を見に一時帰国しミラノに戻ってからずっと走りっ放しだった。子供たちの学年末、特に次男の学校行事につきっきりでやっと終了!と思ったら、今度は夏のオラトリオ。初めからそれをわかりつつ、日本へ出かけたのだが、行っても行かなくてもこの時期忙しかったのは同じであろうが、次から次へと周りに不幸が続きやはり気分的に滅入ることが多かった。

 

そして、この暑さ。午後に氷枕をし、少し横になった。

 

ところで、夏バテは、”暑気中り(しょきあたり)""夏負け"などとも呼ばれる。免疫力も低下するからやたら口内炎もできやすかった。


症状はさまざまだが、すべて自律神経の疲労が原因なのだそうだ。

 

自律神経は、暑くて大量に汗をかく夏は、自律神経が常に働かなければならない。空手の稽古で大量に汗をかき、また夜間にも寝汗をかくような状態でいると、眠っているにも関わらず自律神経は一晩中酷使され続けることになる。疲れがたまるはず。

 

しかも、普段から塩分を控えているが、ある意味、取らなすぎかもしれないし、とっているつもりでも水分が少ないのか?家には冷房は入れていないし、移動中もミラノは幸い、寒すぎるような冷房がかかっている交通機関に当たることはまずない。ただ、たとえ海やプールに行っていなくてもこの強い紫外線でかなり体力を消耗するようだ。ここで食事が傾くと一気に体調を崩してしまう。

 

そうだ、夏はクエン酸!今日は梅干しを入れてご飯を炊いてみた。白胡麻が欲しかったが、あいにく切れていた。そうだ、青じそを入れよう!青じそには、抗酸化作用のあるβ-カロテンがたっぷり含まれている。そして体に入るとビタミンAに変わる。美肌を保つにもビタミンAが必要。青じそに含まれるシソアルデヒドと呼ばれる香り成分は、消化酵素の分泌を促し、食欲を増進さえ胃の調子を整えてくれるそうだ。そして、やはり夏は豚肉!イタリアでは夏に豚?!と敬遠する人が多いが、豚肉には、タンパク質、脂質、ビタミンB1、ナイアシンが含まれている。イタリアの豚肉は脂分をかなり落とされてしまっているのだが、ビタミンB1とナイアシン夏バテ効果に二重丸。

 

ビタミンB1は疲労回復のビタミンと呼ばれ、炭水化物(糖質)の代謝を促すために必要な栄養素。エネルギーをつくる手助けをすることで、神経や筋肉の機能を正常に保つ効果があるという。また、ナイアシンは昔はビタミンB3と呼ばれていた栄養素で、糖質や脂質といった栄養素を、エネルギーに変換するために必要な栄養素となっている。

 

夏バテ対策のメニューとして豚肉ともやしを炒め、味付けにアンチョビを入れて、黒胡椒をたっぷりかけてみた。

 
 
日本へ行ったらこの暑さに、湿気が加わりもっときつくなることだろう。
 
空手の全国大会が近いのに、夏バテだなんていってられない!!