🎶眼鏡〜は 顔の一部〜です〜
というCMが昔あったが、私にとっては帽子も顔の一部。帽子大好き。夏でも冬でも帽子はかぶっているし、外出する際、頭に何かないと気持ちが悪い。手作りの帽子もかなりある。
先日道で友人に会い、立ち話をしていたら急に知らないイタリア人のご婦人の呼び止められ、私の被っている帽子はどこで購入したものか?と聞かれた。
「Made in Italyですが、日本で購入したものなんです。」と言うと、「イタリアにないイタリア製なのね」、と言って行かれてしまった。
数日後、画像の帽子を被り買物中、しかもハンズフリーのイヤフォンをして電話で話中だったところ、またまたイタリア人のご婦人が来て、「お話中のところ申し訳ないけど、ちょっと中断させてくださる?」と言われた。「何かご用ですか?」というと、私の帽子をどこで買ったのか?ということだった。自分で作ったんです。というと、あ...と言って行ってしまわれた。笑 表のエキゾチック柄は、エトロのアウトレットショップで購入した生地。次男を妊娠中、この生地でチュニックを作り、残りの生地で帽子と像の形の針山を作ったのだった。すでに14年が経つがお気に入り。
またもや、今度は次男を連れてスーパーで買い物中。またまたイタリア人のご婦人に私の帽子をどこで購入したか聞かれた。(すでに手元にないので、僭越ながら以前撮った、私が直接帽子を被っている画像。自分で見ても、一瞬母に似ておりドキっとした!)毎年、南仏の海に行く際、必ずよるブティックがあり、毎回購入している代物。黒は何度も買っているが、これはリバーシブルで内側が紫。他に白や赤も手元にある)
今回は、「南仏で買いました。」というと、いきなり「売ってくれない?」といわれたから、ぶっ飛びそうに驚いてしまった。だって、すでに数年被っているし、黒い部分はもちろん、紫色もかなり色が冷めてきており、オーガンジーもヨレヨレ。空手の稽古の帰りだったら、気になり匂いをかんだら、別に汗の匂いもシャンプーの匂いもしなかったが、だって毎日使っているものよ!!即答しなかったので、彼女も帽子を取り、鼻に寄せていたが、私を上から下まで覗き込み、「あなた(私)は見るからに小綺麗にしているから問題ないわよ!」とどうしても欲しい様子。「家にある白か赤だったらほとんど被ってませんから、まだ生地も新品同様色も綺麗で硬いですよ」といっても聞く耳を持たず。「ダーイ!」(いいじゃない!)みたいな口調でお財布をバッグから出してきた。「さあ、いくら?」そう言われても...と思ったが10ユーロでいいかしら?」と、すごい勢い。もう断りきれない。まあ、この夏また買おうとは思っていたので、じゃあと10ユーロを受け取ったのだ。でも後から考えてみたら、あれは15ユーロあたりで買ったもの。単色だと10ユーロだったかもしれない。使い古したものが10ユーロで買いたいというのだあら、驚きだった。
ところで、先日メルカートでアンダリアで編んだつばの大きめの帽子を発見。多分中国製あたりだとは思うけれど、20ユーロだった。うーん、10ユーロならともかく、20ユーロ出すなら自分で編めるな!と思いやめた。一つ買って見ながら編もうと思ったが、きっと似たような編図を見つけることも可能であろう、と思い断念。
こちらは、ワールドマーケットのアフリカ人の屋台で見つけた帽子。アフリカプリントは色も鮮やかで、コットンなのだが、かなりしっかりしている。イタリア人のご主人とナイジェリア人の奥様のアトリエがクレモナにあるのだそうだ。襟口が着物のようなブラウスを作っており、日本の着物を真似てみた、というので、そういえば、以前ネットでアフリカの生地をつかって作った浴衣が色鮮やかで意外にマッチしていたことを思い出した。是非とも、アフリカの布で浴衣を作ってみたいものだ!ちなみに、帽子は心理学的に言うと、「クジャクの羽」のようなものなんだそうだ。自分を良く見せたいときに用いられるアイテムだとか...
こちらは、イベントで見かけた酋長?ならぬダンサーさん。ウ...ん、ちょっと二郎さんみたい。笑


