昨日、チクチクプロジェクトに参加してきたのだが、主催者のしおみさんのインタビューの記事を読んでいたら、
>「この5×5NEXTは時間がかかっても、手を挙げてくれた人に被災した布を直接渡すか、郵送して作ってもらっています」。とあった。
今朝になって、昨日時間的に行けなかった。という友人からメッセージが入っており、やはり仕事や子供の関係で実際足を運べない友人たちもいたので、『サンマリーノへ移動される前になんらかの形で着物の生地をいただけるようであれば、賛同した友人に託すこともできますが、如何でしょう?私の帰国時に持ち帰ってもいいし、だれか帰国者がいる際に、日本から郵送、ということも可能です。』とメッセージを送ってみた。
すると、しおみさんが滞在しているアパートの大家さんもこのイベントに賛同されており、この夏生地を託し、秋に一時帰国することになっている今回ミラノでのワークショップをアレンジした我らのゴスペル師匠A子さんが持ち帰ってもらうことになっている!というではないか!ではではそれに乗らせていただきたい!!と思った。
それとは、別に昨日皆で作った作品が見つからない!ということが発覚し朝から大騒ぎ。お店にはないというし、しおみさんも荷物を全部チェックしたけれど、ないとのこと。そりゃ不思議だわ〜。
最終的に、昨日作った作品は会場となったお店に、他の生地に紛れていたことが判明。明日からしおみさんがたはヴェネチアに出掛けられ、その足でサンマリーノでの「日本祭」に参加、そしてローマ経由でご帰国。師匠が忘れ物を自転車で大急ぎで取りに行き、途中で私がピックアップ。都合がつかない師匠の代わりに、着物の端切れと交換に夕方しおみさんに会ってきた。
今回ミラノでのプロジェクトは時間があまりなく、宣伝も十分にできなかったし、是非賛同したい、という人がいても、時間的に来れない人が多かったので、夏休みを通じ、チクチクしてくれる人が一人でも多く手を上げてくれるとありがたい。
"Let's Do what we can be done" 「できることをできるだけ」これが大切。
津波にあった着物の端切れはこちら。それを50センチ四方の中のどこかに、組み合わせればいい。それだけ。塗ってもいい。貼ってもいい。書いたり、編んだものをつけても良いとのこと。自分自身の思い出の布を使ってもいい。ただ少しだけ、津波の記憶を入れてくれれば、それで良いのだと。
在ミラノの方で賛同される方は是非ご連絡ください。お預かりした端切れをお分けします。10月に集め日本のしおみさんの元へお届けする予定です。
「震災を忘れないために」できることをできるだけプロジェクト2012
https://www.youtube.com/watch?v=_iWVlLUeBcU
1000枚を目指すというタペストリーも現在は2300枚に。
NHK-WORLD NEWS ちくちくきもの5×5NEXT
https://www.youtube.com/watch?v=amcJnm4QR3s
