ラストスパート 2018 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

次男の学校の学年末フェスタが行われた。

 

日本から帰国した翌週から学校の家庭科室に詰め込み、生徒たちの衣装選びを手伝い、衣装の繕いやらどうしてもサイズの合わない子には、生地を自宅に持ち帰り一晩で縫い上げもした。

 

衣装係も気付くと早3年。次男も中学卒業になるので私もこの担当からは解放される。まだ下の子いる?と教授に冗談を言われたが、次男の当学校入学決定と同時に当時の在校生の保護者に丸め込まれて係になってしまった。彼女たちは卒業したものの、今度は教授軍に丸め込まれ、知らないうちに衣装係のエキスパート。彼女(私)はスカラ座の衣装係だったらしい...とあまりにもデタラメな噂が一人歩きしていたことに耳にし驚き、また大笑いしてしまった!どこからそんな噂が出るのかなあ。苦笑

 

 

フェスタ当日は8時に学校入り。15クラス分及び教師軍の衣装のうちいくつかの衣装をスタンドを別の教室荷移動させる。恒例のサラメッラ(グリルしたサルチッチャをパンにはさんだもの)班が下準備に走り回り、生徒たちのスタンド作りが徐々に始まっていた。

 

9時に生徒たちが到着。衣装の着替えを手伝うが案の定、衣装が消えた!ボタンが取れた!あれがない、これがない!と言われ、走り回る。

 

衣装係のマンメたちも衣装を着るよう勧められるが、私に限っては昨年着た(着せられた!)衣装が良かったからといって、本来生徒が着る予定の服に私の名前が付け替えられ、教授軍の衣装箪笥に隔離?されていた。苦笑

 

 

 次男のクラスメート。

 
 次男は2年続けて旗手をつとめた。
 
 
毎年サラメッラと呼ばれるサルシッチャを焼いたものを挟んだパンを保護者が作って販売するが、毎回パンが途中で足りなくなり、数軒パンを買いに走り回るというハプニングが起こる。一昨年前は600個で昨年はもう少し多く、今年は800個準備したそうだが、ピッツア職人によるピッツア販売もあり、競争の結果パンは720個焼かれたそうだ。ちなみにグリルされた野菜は合計55キロ!!食券を含めくじ引きなどの収入はなんと2900ユーロ!!保護者の活動は素晴らしい!
 
衣装係は収入もなく、準備片付けに時間がかかり、また翌週も学校に詰め込む予定...はあ。怒涛の学年末は続く...

 

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