この2週間実家で過ごし「娘」に戻っている。改めて、私も子供だったんだよなあと思い出す。
5月5日は、1948年に制定された「国民の祝日法」で、古来は「端午の節句」という男の子の健全な成長を願う日だったが、今でも男の子が主な対象とされやすいけれど、法律で定められた「子どもの日」とは本当は男女どちらの子どもも対象となる日とされている。
念のため、内閣府のHPで確認してみたら
| 5月5日 子供の日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。 |
とあり、確かに性別のことは明記されていない。確かに3月3日の「ひな祭り」は祝日ではないし...
しかし、5月第2日曜日が「母の日」なのに、なぜ子供の日に母に感謝するのだろう?母は自分の命をかけて新しい生命を生み、それを育む母なるものに国民みなが感謝し、生命の大切さを考える、つまり命の大切さを思う日...ということか。
「子を思う詩」と検索してみたら、出てきた出てきた...笑
銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに まされる宝子にしかめやも 山上憶良
世の中に思ひあれども 子を恋ふる思ひに勝る思ひなきかな 紀貫之
人の親の心は闇にあらねども 子を思ふ道にまどひぬるかな 兼輔朝臣.
とどめおきて誰をあはれと思ふらむ子は勝るらむ子は勝りけり 和泉式部
親思ふこころにまさる親心 今日のおとづれ何と聞くらん 吉田松陰
世の中に思ひあれども 子を恋ふる思ひに勝る思ひなきかな 紀貫之
人の親の心は闇にあらねども 子を思ふ道にまどひぬるかな 兼輔朝臣.
とどめおきて誰をあはれと思ふらむ子は勝るらむ子は勝りけり 和泉式部
親思ふこころにまさる親心 今日のおとづれ何と聞くらん 吉田松陰
どの詩も,親が子を思う気持ちはどの時代も同じ。あっいやいや、吉田松陰は結婚どころか,童貞だったといわれているんだわ。笑
ところで、4月1日現在, 日本の15歳未満の子供の数は前年より17万人減り、1950年以降で過去最低となったと総務省が発表。総人口に占める子供の割合は12.3%で、世界でも最低水準だという。高齢少子化、困りましたね。
子供は未来の宝。甘やかすことはよくないけれど、子供を大切にすることは「人」を大切にすること。子供は大人の鏡。大人よ、びしっと子供を育てよう!