東日本大震災からまもなく7年が経とうとしている。
時の経過と共に、日常を取り戻すことができている人も多い反面、まだまだな状況の中、復興への長い道のりを覚悟しながらも、必死に頑張っている人も多いことだろう。
世界中で、追悼をはじめ、支援を継続する活動が続いている。
ミラノを中心に活動している非営利事業団体•Orto dei Sogniによる追悼イベントとしてドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」の上映会が行われたのが2年前。
映画『小さき声のカノン―選択する人々 / Little Voices from Fukushima』(監督・鎌仲ひとみ)は、福島とチェルノブイリという国境を超え、放射能から子どもたちを守る母たちの姿を描いたものだという。Orto dei Sogniは、今年7年目の主催となる転地保養サマーステイ「カーサ・オルト – イタリアのみんなの家」を目前に、この映画を通じ、より多くの方々に「被災地、福島の現状」と「子どもたちの転地保養の重要性」を知ってもらおうと願っているという。
<映画> 『小さき声のカノン』119分/日本語・イタリア語字幕
監督: 鎌仲ひとみ、プロデューサー: 小泉修吉、
製作/配給: ぶんぶんフィルムズ
今年は、ボローニャ•文化協会 Nippop(www.nippop.it)、コモ•文化協会 道しるべ (www.miciscirube.com) そして、ベネツィア•カ・フォスカリ大学の協力により上記ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」が上映される。
日程
ボローニャ:
日時: 2018年3月10日 午後2時30分
場所: Teatro del Baraccano, via del Baraccano, 2
入場無料
コモ:
日時: 2018年3月11日 午後4時
場所: Auser, Via Gabriele Castellini, 19
入場無料
ベネツィア:
日時: 2018年3月13日 午後2時
場所: Università Ca’ Foscari, Sala A, Palazzo Vendramin, Dorsoduro, 3462
入場無料
東日本大震災の記憶を風化させることなく祈り続けましょう。
東日本大震災被災者のための祈りⅡ
父である神よ、すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、希望と信頼をこめて祈ります。
東日本大震災によって今もなお苦しい生活を送り、原発事故によって
不安な日々を過ごす人々の心を照らし、希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストがいつもともにいてくださることを、わたしたちがあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
(2014年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)
2018年 転地保養プログラム 応募方法と申込書(2018年3月31日締め切り)
http://ortodeisogni.org/ja/2018_summerstay_moshikomi/

