女性の日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨年から始まった3月8日の「女性の日」のショぺロ。(ストライキ)

なんでこの日?と思うのは私だけではないと思うが、女性に対する暴力行為、就労などを中心に女性と共に、女性の為のマニフェストと謳われ、女性や学生たちが街中で集会を行い、デモをしたようだが、近所はいたって穏やかであった。(夕方までは...)

 

 

ATM(ミラノ交通)も通常通りだった。それでも間引きか?と思われたので、午前中,  街中で用事があったので、自転車で家を出たが、トラムが走っていたのを見、トラム通りを走るのは、駐車している車も多く怖いので、途中で自転車を置いて、トラムに乗ったほど。

 

夜に、サッカーの試合があり、午後から逆にサンシーロ地域は交通の規制があったようで、またやたらヘリコプターがうるさかった。

 

ショぺロやデモは日常茶飯事。けれど、授業ができなかったり、交通渋滞を巻き起こしたりするのはどうよ!と思う。

 

夜の聖歌隊の練習では、女性同士は”アウグーリ!!”(おめでとう!)と声を掛け合ったわりに、男性からはなく、もちろんミモザもなく。我が家でもあるはずがなーい!!

 

ところで、パパ様はご自身のtwitterでこうおっしゃられていた。

教皇フランシスコ(邦訳)‏ @chuokyo_pope

人に優しく、人々を迎え入れる社会を建設するため、日々奮闘しているすべての女性の皆さんに感謝します

 

女性は縁の下の力持ち。こういったことに長けていると思う。私は、基本男女平等だと思うし、自らの能力を生かし、自由に行動、生活すべきと思うが、これはジェンダーフリーの定義に当てはまる。けれど、突き詰めていくと、賛成•反対派と極端に分かれる。

 

バレンタイン、ホワイトデーはもちろん、最近では復活祭のイースターさえも商業ラインに乗せられてしまう日本。この「女性の日」はなぜ広がらないのだろう?。

 

また、世界で広がっているセクハラ告発#MeToo運動は日本ではあまり伝わっていない様子。

 

残念ながら、まだまだ日本は男性優位社会なんだな..