春の訪れ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
今年は思いもよらず2月末からよく雪が降った。幸いにして積もる雪ではなかったので、雪かきや転倒の心配もそれほどなかったのが不幸中の幸い。
 
陽もだいぶ長くなった。オラトリオでは夕方6時半になると真っ暗になるので、促さなくても自分達で帰宅する子たちも多く、問題なくサッカー場の鍵を締めることが出来たが、明るくなるとサッカー場から出やしない! なんでこの時間に締めるんだ!と逆に文句を言われる。決まりは決まり! 文句あるなら出ていけ!といずれにしても強硬手段で追い出す。苦笑
 
ところで、3月6日は二十四節気の「啓蟄」。七十二候でも「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」に入る。大地が温かくなり、冬ごもりから目覚めた虫が穴を開いて顔を出す頃。
 
「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫だけでなく、蛙や蛇なども表す。去年はこの時期、すでに蚊を家の中で発見したが、今年はなんとゾゾゾとするものを発見!カメムシか?と思ってひっくり返っていた姿を表にすると、なんとゴキの赤ちゃんではないか!なんで、ここにいるうううううう??? しかも次男のベッドの下。アリエル???
 
そして、早速目も痒くなってきた!
 
麗らかな春の前に、むず痒くなる春到来!